DQビルダーズ2で採用されている音楽を一覧にまとめました。全ての音楽は過去のDQシリーズからの引用になっています。
これ昔聞いた記憶があるけどどのDQの曲だっけ…という方向けの記事です。
また、本作における選曲や音楽の起用法に関する私の所感を最後に付け加えていますので、よろしければ併せてご覧ください。
楽曲一覧
カテゴリ | 曲名 | 出典 | DQビルダーズ2での使用場面 |
---|---|---|---|
プロローグ | 沈没船 | DQ3 | 教団の船 |
聖(ひじり) | DQ5 | からっぽ島漂流イベント | |
バトル | 戦闘 | DQ4 | 拠点防衛戦 |
戦い | DQ2 | 強敵との戦闘 | |
不死身の敵に挑む | DQ5 | 大ボスとの戦闘 | |
死を賭して | DQ2 | シドーとの戦闘 | |
序曲 | DQ4 | ラストバトル | |
からっぽ島 | まどろみの中で | DQ3 | からっぽ島神殿 |
ぬくもりの里で | DQ6 | からっぽ島全域 | |
王城 | DQ2 | 青の開拓地で城を建築 | |
空飛ぶ絨毯 | DQ5 | 車飛行モード | |
街の賑わい | DQ2 | 部屋「ダイニング」 | |
街角のワルツ | DQ5 | 部屋「ホテル」 | |
酒場でブギウギ | DQ3 | 部屋「バー」 | |
戦士はひとり征く | DQ4 | 部屋「アニマルパーク」 | |
パラダイス | DQ7 | 部屋「リゾートスパ」 | |
モンゾーラ島 | さすらいのテーマ | DQ6 | モンゾーラ島フィールド |
淋しい村 | DQ5 | モンゾーラ島拠点 | |
フォークダンス | DQ6 | 収穫祭・花火大会イベント | |
コロシアム | DQ4 | 世界樹建造中 | |
洞窟に魔物の影が | DQ5 | ももいろの島の洞窟 | |
街は生きている | DQ5 | モンゾーラ拠点(大農園完成後) | |
オッカムル島 | 武器商人トルネコ | DQ4 | オッカムル島フィールド |
村 | DQ3 | オッカムル島拠点 | |
ずっこけモンスター | DQ5 | ゴルドンに乗る | |
ピラミッド | DQ3 | 地下神殿 | |
ジプシーダンス | DQ4 | ペロのハッスルダンス | |
恐怖の地下道 | DQ2 | 溶岩の洞窟 | |
監獄島 | 塔 | DQ3 | 監獄島フィールド |
はめつの予感 | DQ3 | 監獄島夜 | |
愛の旋律 | DQ5 | 監獄島から帰還後のイベント | |
ムーンブルク島 | 遥かなる旅路 | DQ2 | ムーンブルク島フィールド |
王宮のメヌエット | DQ4 | ムーンブルク島拠点 | |
魔の塔 | DQ2 | 魔獣兵団/飛空兵団アジト | |
破壊天体シドー | おおぞらをとぶ | DQ3 | 破壊天体シドーフィールド |
ほこら | DQ3 | 破壊天体シドー拠点 | |
スフィンクス | DQ7 | 箱舟第2段階建設 | |
敢然と立ち向かう | DQ6 | ハーゴン城突入イベント | |
レクイエム | DQ2 | ハーゴン城 | |
エーゲ海に船出して | DQ6 | シドー戦後イベント | |
この道わが旅 | DQ2 | エンディング |
所感
本作はDQ2のパラレルワールド的な世界観でしたが、音楽に関してはDQ2の色はそこまで全面には出ていなかった印象です。前作のビルダーズ1で既にDQ2を含むロトシリーズの楽曲を相当数起用していましたので、音楽の面で差別化するためにもこれは仕方のないところかと思います。
ただ、曲数で言えばDQ4~6の天空シリーズの楽曲の起用が目立ち、今後天空シリーズを舞台としたビルダーズを出すとしたらその際の選曲に苦労するのではと心配してしまいます。そういう意味では、もう少し曲数を絞ってもよかったのではないかというのが私の考えです。これは最近のDQ外伝作品全般に共通することですが、過去作品の音楽を安売りしすぎている印象があります。良い場面あっての良い音楽ですので、平凡なシナリオを音楽の力だけで盛り上げようとするのは間違っていると思いますね。
と、不満を書いたものの、本作での楽曲の選曲・起用法についてはそれほど悪くなかったと思います。出典元の作品で使用された場面とシンクロするような本作の場面でその楽曲を起用するといった工夫も見られました。
例えば、オープニングイベントの中で使用された「聖(ひじり)」。これはDQ5が出典元で、修道院や祠などで流れていた楽曲です。DQ5においてこの楽曲が最も印象的に使用されていた場面のひとつが、海辺の修道院での一幕でしょう。奴隷にされた主人公たちがセントベレス山からタルで脱走し、海辺の修道院に漂着して、無事にベッドの上で目覚めた瞬間にこの楽曲が流れ出します。本作においても、オープニングで捉えられていたハーゴン教団の船がからっぽ島に漂着して、そこで主人公たちが目覚めた場面でこの音楽が起用されていました。
音楽の安売りというマイナスはあるものの、一部に選曲の妙も見られ、全体としては音楽の力で気持ちよくプレイできるようなゲームになっていました。
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