【DQけしケシ】最近のイベントに思うこと

こんにちは、けい坊です。

前回の更新からかなり間が空いてしまいましたが、DQけしケシはまだ続けています。しかし、最近はDQけしケシに対する空虚感が凄い。それは、最近のイベントへの不満や運営に対する疑問が大きな理由になっているように感じます。

ユーザーに課金を迫るような変更が次々と行われる一方で、イベントの内容はこれまでと代わり映えのしないものばかり。モチベーションを維持するのが徐々に難しくなっています。

鬱憤を溜め込むのは健康的ではないので、筆者が最近のイベントに対して不満に感じていることを書き出してみようという記事になります。恐らく似たような不満を持つ方もいると思うので、少しでも共感してもらえるところがあればうれしいです。

禁断の仕様変更

2023年4月に開催されたDQ4イベントにて、「強敵チャレンジ」の仕様変更が行われました。この仕様変更により、特効持ちのキャラに攻撃力アップの補正が入るようになりました。

これはある意味で禁断の仕様変更でした。DQけしケシは攻撃力が最も重要なパラメータであり、特に守備力が高いボスとの戦いにおいては10ポイントや20ポイントの攻撃力の差が与えるダメージに大きな影響を与えるのですが、その攻撃力を特定のキャラだけ強化させるという仕様になったのです。

従来の「強敵チャレンジ」は、特効キャラなしでも十分に最高レベルの強敵まで攻略可能なバランスになっていました。しかし、この仕様変更により、攻撃力補正のある特効キャラでなければ最高レベルの強敵に全くダメージが通らなくなり、イベントの完走がほぼ不可能になってしまいました。

この仕様変更前後の変化のイメージを表したのが下図です。

従来は、特効の有無にかかわらず攻撃力自体には大差がないため、特効なしのキャラであっても敵の守備力/2のラインを超えて十分なダメージを与えることが可能でした。ところが仕様変更後は、特効ありのキャラのみ攻撃力に特効補正という下駄が履かされ、その分敵の守備力も大幅に増強されたことにより、特効なしのキャラではダメージを与えることができなくなってしまったという仕組みです。

特効キャラというのは、すなわちイベントガチャで引けるドラけしです。イベントを完走するためにガチャを回して新規ドラけしをゲットすることを強要するこの仕様変更は、ユーザーに比較的優しかった「強敵チャレンジ」イベントの路線を大きく変えるものであり、非常に残念に感じました。辛うじて保たれていたドラけし内の秩序が破壊されたようで、ショックな出来事でした。

新規ドラけしの使い捨て問題

イベント限定で大幅強化される慣習が定着したことで、イベント専用のキャラ以外は活躍できない状態になってしまいました。そして、新たなイベントになればその大活躍したキャラもお役御免になるということが繰り返されています。せっかくの新規ドラけしもイベント期間のみの使い捨てにされてしまっている状態で、これも残念に感じられます。

禁断の★6ドラけし追加

そんな中で、1.5周年で初めての★6ドラけしが追加になりました。まさかレアリティの上限解放という構想があったとは思っておらず、これには驚かされました。

鳴り物入りで登場した★6ドラけしですが、そのインパクトほどに魅力を感じられないというのも事実です。確かに★6ドラけしは★5に比べてステータスが一回り強化されているのですが、★6のダークドレアムやA2であっても攻撃力は400程度。一方、先述したように最近の「強敵チャレンジ」イベントでは攻撃力に大幅な特効補正が乗ることが通例となっており、イベントステージに限っては特効補正込みで攻撃力が700以上にもなるのが当たり前になっています。この補正があまりにも大きすぎるため、★6ドラけしであっても他のイベントでは全く通用しないという状態に変わりありません。これが★6ドラけしの魅力を損ねている主因です。

★6ドラけしに対する魅力はさほどでもない一方で、入手のためのコストだけは激増しています。従来の★5ピックアップガチャでは排出率は1%でしたが、★6ピックアップガチャでは排出率が0.5%に半減。また、天井に到達するまでのガチャ回数が従来の★5では100回だったところ、★6では200回に倍増しました。これに伴って、天井の場合の必要資金は30万Gから60万Gに倍増しています。

有償限定ガチャの闇

★6ピックアップガチャにも有償限定が存在します。この有償限定ガチャは★5以上確定枠ありとされているのですが、そこには大きな落とし穴がありました。★5以上確定枠の排出率の内訳は、★5が99%、★6が1%という設定になっているのです。確定枠以外でも★6の排出率は1%なので、確定枠であっても★6の排出率には全く差がないということなのです。

従来の★5ピックアップガチャでは、確定枠ではピックアップが排出される確率が高いことから、有償限定だけは引いていたというユーザーも多かったと思います。しかし、★6有償限定ガチャでは★6入手確率が高まるという恩恵は全くなし。筆者も、当初は勘違いして従来の感覚で有償限定を引いてしまい、損をさせられました。

詐欺とまでは言いませんが、相当にユーザーの誤解を招く商法なのは間違いなく、改善を求めたいです。

★6ドラけし追加はどこまで続くのか

この★6ドラけしですが、1.5周年イベント以降ほぼ毎週のペースで追加され続けています。

★6ドラけしの追加が常態化したことで、★6の希少性はいまやほとんどなく、これまで★5だったものが★6にラベルを張り替えただけという印象が強まっています。そしてユーザー側に課された重い入手コストだけが残りました。

魅力に欠ける★6キャラを高いコストを支払って入手しても、次のイベントでは無用の長物と化し、虚無感だけが残る。このような苦行についていけるユーザーがどれほどいるのか。筆者の周囲でもドラけしを引退する人が続出していますが、それも当然かなという気がします。

いったいこの★6ドラけし追加はいつまで続くのでしょうか。それは、きっと★7ドラけしが登場するそのときまでなのでしょう。溜息が止まりません。

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