こんにちは、けい坊です。
ダイの大冒険コラボイベントの最終章に合わせて、バトケシ!の開催がスタートしました。今回がバトケシ!の第6回ということになります。バトケシ!にはさまざまな不満の声がユーザから寄せられているはずですが、それにも関わらずこれだけの頻度で開催するということは、運営としては重要な収益源だということなのでしょう。
前回までに続いて、今回のバトケシ!の攻略法についてもデータに基づいて真面目に検討し、解説していきたいと思います。基本的には、レアボスの真・大魔王バーンLv70の攻略に特化した内容となっていますが、通常ボスや他のレベル帯に関しても一部言及しています。
今回のポイント
今回の大魔王バーン編のバトケシ!における重要なポイントを最初に述べます。
弱点属性が「呪文」
今回は、初の「呪文」属性が弱点のボスとなりました。これが原因で、今回のボスは従来よりも難易度が高まっているのです。
その理由は、呪文攻撃を強化したり、敵の呪文防御を弱体化する技を持ったキャラが極端に少ないということです。
具体的に、呪文攻撃アップ、呪文防御ダウンの技を一覧化したものが下表です。
特に呪文攻撃アップを持つキャラの少なさが際立っています。実に5キャラしかいません。スライムエンペラーを除けばすべてダイの大冒険コラボイベントのキャラで、現在は入手不可のキャラも中には含まれるため、実際に使用可能なのはさらに限定されるでしょう。
呪文防御ダウンの効果を持つキャラはそれなりに多いですが、問題となるのはそのタイプの色です。今回のボスである大魔王バーン、真・大魔王バーンはいずれもタイプが赤ですが、赤タイプの呪文防御を下げることができるのは4キャラしかいません。しかも、そのうちの1体であるスライムエンペラーは呪文攻撃アップの技も持っているので役割が重なってしまいます。
このように、呪文アタッカーをメインに攻めようとすると、脇を固めるサポート役が少ないことがパーティ構成上のネックとなります。サポート役が少なくても弱点の呪文で攻撃するのが得か、それとも弱点ではなくともサポート役が充実する物理で攻撃するのが得か、その見極めが今回の攻略では重要なポイントとなります。
呪文はどのくらい有効なのか
今回のボスは呪文が弱点とステイシーメモで教えてくれているわけですが、実際にどのくらい有効なのかが気になるところです。
呪文とそれ以外での攻撃の効き具合の差を決めているのは敵の守備力です。バトケシ!のボスには「物理守備力」「呪文守備力」「ブレス守備力」の3つの守備力の数値が設定されており、これらの差がダメージ量に影響を与えているというわけです。
守備力は内部パラメータなので画面上から数値を確認することはできませんが、バトケシ!のダメージ計算式を知っていれば、与えたダメージから逆算して求めることが可能です。筆者は独自に調査を行い、すべてのレベル帯の敵に対して与えたダメージから守備力の数値を割り出しました。その結果をグラフ化して以下に示します。
まず、通常ボスである大魔王バーンの守備力です。
図は、敵レベルの上昇に従って守備力がどのように推移しているかを示しています。黄色の線が物理・ブレス守備力、紫色の線が呪文守備力を表しており、呪文守備力のほうが全体的に物理・ブレス守備力を下回っていることから、呪文のほうが確かに弱点であることがわかります。
しかし、その守備力の差は微々たるものです。具体的な数字で言うと、例えばレベル1の段階では守備力の差は2しかありません。そこから徐々に差が広がっていき、レベル39では守備力の差は24になりますが、レベル40以降はまた差が縮まり、レベル50では守備力の差はたったの4です。
守備力は4増えるごとにダメージが1減少するという関係にあるので、レベル50の大魔王バーンに与える物理・ブレス攻撃と呪文攻撃のダメージ差は僅かに1ポイントである、ということを意味します。最も守備力の差が大きいレベル39でもダメージ差は高々6ポイント。
つまり、通常ボスの大魔王バーンに対しては、物理や呪文といった攻撃の属性はあまり気にする必要がないと言えます。
では、次にレアボスの真・大魔王バーンについても見ていきましょう。
真・大魔王バーンに関しては、物理・ブレス守備力と呪文守備力の差がはっきりと表れています。特に高レベル帯での守備力の差が大きく、レベル50では200、レベル60では300、レベル70では200ポイントの差になっています。ダメージに換算するとそれぞれ50、75、50ポイントの差になりますので、これは大きな違いです。
レアボスの真・大魔王バーンに対しては、できるだけ呪文で攻撃するのが望ましいと言えます。
通常ボスの大魔王バーンに対しては物理・呪文のどちらで攻撃しても大差はないが、レアボスの真・大魔王バーンに対しては呪文のほうがダメージがはっきり通りやすい。
基本データ
それでは、ここからは真・大魔王バーンLv70の攻略法について検討していきます。まず、基本的なデータを示します。
真・大魔王バーンLv70パラメータ
上述したように今回のボスは呪文が弱点であり、具体的な数値としては呪文守備力が1000、物理・ブレス守備力が1200となっています。
また、HPは117300で、これは前回のデュランから据え置きとなっています。前回のデュランでは前々回以前よりもHPを増量させてきましたが、さすがに2連続でのHP増量はしてきませんでした(下図参照)。
特効倍率
次に、攻撃側のデータとして最も重要な特効倍率について示します。イベントのお知らせページにも書いてあるように、バトケシ!では特定のキャラで攻撃すると与えるダメージが増加するのですが、そのときの倍率のことを特効倍率と呼んでいます。
効果 | 倍率 | 該当キャラ |
---|---|---|
効果・大 | 9.0倍 | |
効果・中 | 6.0倍 | |
効果・小 | 2.0倍 |
効果・大に設定されているのは今回ピックアップの竜の騎士ダイで、その倍率は9倍です。前回からの据え置きで、相変わらず極めて高い倍率です。
効果・中には、通常ボスの大魔王バーンが設定されており、その倍率は6倍。これも前回から据え置きです。
効果・小には、今回ピックアップのキルバーンのほか、これまでのダイの大冒険コラボイベントに登場した★5キャラたちがずらりと並びます。倍率は2倍で、これも前回から据え置きとなっています。
特効キャラのステータス・技
特効が付与されている上記の10キャラについて、そのステータスと、真・大魔王バーンに対して有力な技の情報を以下に示します。
キャラ | 色 | バトケシ力 | 技 | 属性 | 威力 |
---|---|---|---|---|---|
青 | 599 | ドルオーラ | 呪文 | 125 | |
ギガストラッシュ | 物理 | 123 | |||
赤 | 470 | カイザーフェニックス | 呪文 | 113 | |
青 | 514 | ヒャダイン | 呪文 | 116 | |
ファントムレイザー | 物理 | 118 | |||
緑 | 597 | グランドクルス | 物理 | 121 | |
青 | 597 | アバンストラッシュ | 物理 | 122 | |
赤 | 596 | ギガブレイク | 物理 | 120 | |
緑 | 597 | ドルオーラ | 呪文 | 125 | |
黄 | 596 | Bスクライド | 物理 | 122 | |
黄 | 599 | ライデインS | 物理 | 118 | |
緑 | 597 | イオナズン | 呪文 | 119 |
※バトケシ力は、レベル最大かつスキルレベル3の場合の数値
キャラの強さを決めるのは、「バトケシりょく」と技の「いりょく」です。この2つの数値の積が大きいほど、与えるダメージは大きくなります(詳しい計算式についての解説はこちらの記事をご覧ください)。
効果・大の竜の騎士ダイには、呪文と物理それぞれの攻撃技が備わっています。威力はいずれも高水準ですが、呪文のほうが2ポイント高くなっています。敵の弱点が呪文である点も考慮すれば、呪文で攻撃するのが自然です。ただし、先述したように呪文のサポートキャラが少ないのがネックとなります。
効果・中の大魔王バーンは呪文攻撃のみ。威力は113と低めで、前回イベントの同ポジションであるヘルクラウドと比較しても2ポイント減少しています。呪文のサポートキャラ不在も相まって、厳しい立場だと言えるでしょう。
ダメージシミュレーション
では、ここまでのデータを使って真・大魔王バーンLv70に与えるダメージのシミュレーションをしていきます。
素朴なフルパワー攻撃
まずは、素朴にフルパワー攻撃をした場合のダメージ量を計算します。ここでいう素朴なフルパワー攻撃とは、特段面倒な準備をせずとも実現可能な条件の下でフルパワー攻撃(スタミナ50消費して6倍攻撃すること)を行うことを指します。具体的な条件は以下のように設定しました。
- タイプボーナス20%あり
- キャラのレベルは最大
- キャラのスキルレベルは3
- 攻撃アップ(バフ)、防御ダウン(デバフ)は使わない
この条件の下で、真・大魔王バーンLv70にフルパワー攻撃した場合のダメージ計算結果が下表です。
計算結果
キャラ | 色 | 属性 | ダメージ量 |
---|---|---|---|
青 | 呪文 | 10834 | |
物理 | 7745 | ||
赤 | 呪文 | 2493 | |
青 | 呪文 | 1295 | |
物理 | 769 | ||
緑 | 物理 | 1606 | |
青 | 物理 | 1649 | |
赤 | 物理 | 1563 | |
緑 | 呪文 | 2378 | |
黄 | 物理 | 1649 | |
黄 | 物理 | 1505 | |
緑 | 呪文 | 2120 |
竜の騎士ダイが呪文で攻撃したときがダメージ量は最大で、10834ポイントとなりました。物理で攻撃した場合は7745ポイントで、かなり見劣りする結果となりました。
大魔王バーンで与えるダメージは2493ポイントで、少々物足りない数字です。前回の同ポジションであるヘルクラウドと比較しても240ポイントほど減少してしまっています。
効果・小のキャラ群を見ると、バトケシりょくの高さを発揮してそこそこ健闘しているように見えます。特に竜魔人バランは、効果・中の大魔王バーンにも迫るダメージ量を出しています。
有望なアタッカーをピックアップする
上記の素朴なフルパワー攻撃のダメージ量を考慮すると、アタッカーとして有望なキャラはおのずと絞り込まれてきます。
単体でメインアタッカーとして機能しそうなのは、竜の騎士ダイと大魔王バーンです。これらは特効倍率が高いため、攻撃アップ・防御ダウンの補助技を入れた際のダメージの伸びしろも大きいです。
ダブルアタッカー構成も視野に入れると、竜魔人バランと魔軍司令ハドラーの組み合わせは有力に見えます。この両者はいずれも緑タイプの呪文アタッカーなので、タイプボーナスを確保しつつ同じバフ・デバフを享受することが可能です。
その他のダブルアタッカー構成としては、ヒュンケルと勇者ダイの組み合わせも考えられます。これらは黄タイプ・物理攻撃で共通しています。ダメージ量は見劣りしますが、物理なのでバフ・デバフキャラが豊富なのが強みです。
最適構成について考える
以上を踏まえて、最適構成について検討を進めていきます。無論、最強キャラの竜の騎士ダイを使うのが最適なのは当然なのですが、竜の騎士ダイを持っていない人もいるので、それ以外のアタッカーを使った場合の構成も併せて検討します。
注意しなければならないのは、呪文攻撃に対するバフ・デバフが非常に少ないという点です。呪文を軸としたパーティ構成を検討するとき、バフ・デバフを担当するキャラの選択肢が自動的に限定されてしまうため、最初から具体的なキャラを当てはめてシミュレーションを行い、最適構成を考えるのが妥当です。
そこで、上でピックアップした有望なアタッカー候補に対して、各々具体的なバフ・デバフキャラを当てはめながらダメージをシミュレーションしていきたいと思います。
竜の騎士ダイ
最強アタッカーである竜の騎士ダイについて検討します。竜の騎士ダイには呪文と物理の攻撃技がありますので、それぞれ分けて検討します。
まず、呪文で攻撃する場合です。タイプボーナスを活用するため、竜の騎士ダイと同じ青タイプのバフ・デバフキャラであるスライムエンペラー、ミストバーン、サボテンゴールドは確定。もう1枠は、紫タイプではあるものの青タイプにバフをかけられるシグマか、青タイプの呪文サブアタッカーとしてキルバーンを採用するのが有力です。
次に、物理で攻撃する場合です。この場合は、残り4枠を青タイプのバフ・デバフキャラで埋めることが可能です。バフ・デバフの配分については、過去イベントの知見に基づくと「バフ3+デバフ1」が最適になることが予想されますが、過去イベントに比べて物理守備力が高いことを考慮して、「バフ2+デバフ2」の構成も検討することにします。
以上で挙げた各々の構成について、実際に与えるダメージをシミュレーションしたところ、下記の結果になりました。
アタッカー | 属性 | タイプボーナス | 構成 | ダメージ量 |
---|---|---|---|---|
竜の騎士ダイ | 呪文 | 15% | シグマ採用型 | 25649 |
竜の騎士ダイ&キルバーン | 呪文 | 20% | ダブルアタッカー型 | 25076 |
竜の騎士ダイ | 物理 | 20% | バフ3+デバフ1型 | 23918 |
竜の騎士ダイ | 物理 | 20% | バフ2+デバフ2型 | 23933 |
※呪文構成におけるバフ・デバフキャラはレベル最大かつスキルレベル3として試算
※物理構成におけるバフ・デバフキャラは効果量を26%に固定して試算
比較すると、呪文構成のシグマ採用型が最大ダメージを出せることがわかりました。次いで、キルバーン採用の呪文ダブルアタッカー型が2位となりました。
一方、物理構成も決して悪いダメージ量ではありません。呪文構成と比較すると1000~1600ポイント程度ダメージ量が落ちてしまいますが、構成が特定のキャラに縛られないメリットもあるので、台所事情に合わせて物理構成を採用するのも十分有力です。バフとデバフの配分は、両パターンでほとんど差はありませんでした。
竜の騎士ダイをメインアタッカーとする場合、物理構成よりも呪文構成のほうがダメージ量は上。
ただし、物理構成でもダメージ量はさほど見劣りしないので、所持キャラの事情によっては物理構成を採用するのも有力。
大魔王バーン
大魔王バーンを使った構成について検討します。今回のバトケシ!の通常ボスをLv40まで攻略すれば確実に入手可能なのが魅力ですが、果たしてその実力はどんなものか。
大魔王バーンをアタッカーにする場合、赤タイプの呪文バフ・デバフキャラの乏しさが最大のネックとなります。
赤タイプの呪文バフキャラは大魔王バーン自身しかいないため実質ゼロ、呪文デバフキャラはリリパットの1種類しかいません。赤タイプ以外を見渡しても、赤タイプに対して呪文バフをかけられるキャラはいません。従って、大魔王バーン構成においてはバフなし・デバフのみで戦うしかないのです。具体的な構成としては、大魔王バーン以外の4枠として、赤タイプのリリパットは確定、残りは赤タイプではありませんがスライムエンペラー、サボテンゴールド、ミイホンを加えた、デバフ4人衆を採用することになります。
もうひとつのアプローチとして、強引にサブアタッカーを増やすという方法が考えられます。今回の特効キャラの中に赤タイプの呪文攻撃キャラはいませんが、特効キャラ以外を見渡せば、ムドー、バラモス、賢者・女が候補としてリストアップできます。
サブアタッカーを1人追加するごとにデバフキャラが1人減っていきますが、タイプボーナスも5%ずつ増えていくので、トータルでのダメージアップが期待できます。
以上を踏まえて、アタッカーとデバフ要員の内訳を変えながらダメージシミュレーションした結果が以下の通りでした。
アタッカー | 属性 | タイプボーナス | 構成 | ダメージ量 |
---|---|---|---|---|
大魔王バーン | 呪文 | 5% | アタッカー1+デバフ4型 | 7092 |
大魔王バーン&ムドー | 呪文 | 10% | アタッカー2+デバフ3型 | 8327 |
大魔王バーン&ムドー&バラモス | 呪文 | 15% | アタッカー3+デバフ2型 | 8574 |
大魔王バーン&ムドー&バラモス&賢者・女 | 呪文 | 20% | アタッカー4+デバフ1型 | 7316 |
※バフ・デバフキャラはレベル最大かつスキルレベル3として試算
比較すると、アタッカー3+デバフ2(タイプボーナス15%)の構成が最もダメージ量が大きくなりました。
それにしても、いずれも苦しい構成です。デバフ4型にしろデバフ2型にしろ、パーティの大部分が特定のキャラで固定されてしまっており、融通が利かないのが難点です。大魔王バーンは通常ボスをLv40まで倒せば確実に入手できるのが利点でしたが、脇を固めるキャラの入手ができなければその利点も失われます。
仮にもダメージアップ効果・中に設定されたキャラを使ってこの程度のダメージしか出ないようでは、攻略法として破綻していると言わざるを得ないでしょう。こんな苦行をするくらいなら、課金して竜の騎士ダイをゲットするか、バトケシ!を諦めたほうが賢明だと言えるでしょう。
大魔王バーンで攻略するのは下策。それでもやるとしたら、ムドーやバラモスなどを加えたトリプルアタッカー構成が一番マシ。
竜魔人バラン&魔軍司令ハドラー
では、第3の候補となる竜魔人バラン&魔軍司令ハドラーのコンビを考えてみます。
こちらも、やはり緑タイプの呪文バフ・デバフキャラの少なさに直面します。緑タイプの呪文バフキャラは竜魔人バラン自身しかいないため実質ゼロですし、呪文デバフキャラについても、赤タイプに有効な緑タイプのキャラは皆無です。緑タイプ以外を含めても、呪文バフ役としてミストバーンが辛うじて確保できる程度です。
もうひとつのアプローチとして、3人目のアタッカーを追加することを考えてみます。緑タイプの呪文攻撃キャラとしては、にじくじゃくが候補になります。
以上を踏まえて、ダブルアタッカー構成と、にじくじゃくを加えたトリプルアタッカー構成でのダメージシミュレーションを行って比較した結果が以下です。
アタッカー | 属性 | タイプボーナス | 構成 | ダメージ量 |
---|---|---|---|---|
竜魔人バラン&魔軍司令ハドラー | 呪文 | 5% | アタッカー2+バフ1+デバフ2型 | 7281 |
竜魔人バラン&魔軍司令ハドラー&にじくじゃく | 呪文 | 10% | アタッカー3+バフ1+デバフ1型 | 7818 |
※バフ・デバフキャラはレベル最大かつスキルレベル3として試算
にじくじゃくを加えたトリプルアタッカー構成のほうがダメージが出ることがわかりました。
しかし、大魔王バーン構成と同じく、これもパーティの大部分が特定キャラに固定されていて構築するのは大変です。そして、苦労の割にダメージが伸びないのも同様。大魔王バーンとは違って通常ボスをLv40まで倒さなくとも最初から編成できる構成ということが一応優位性のある点ではあるので、既に育成済みの竜魔人バランと魔軍司令ハドラーを所持している人なら、ギリギリ採用の可能性はあるかもしれません。
ヒュンケル&勇者ダイ
最後に、ヒュンケルと勇者ダイを採用した黄タイプ物理ダブルアタッカー構成について検討します。
この場合は、黄タイプの物理バフ・デバフが豊富にいますので、その中から自由に選んでパーティを構築することが可能です。バフ・デバフの組み合わせは、「バフ2+デバフ1」もしくは「バフ1+デバフ2」のどちらかが最適となりそうです。このときのダメージをシミュレーションした結果が以下となります。
アタッカー | 属性 | タイプボーナス | 構成 | ダメージ量 |
---|---|---|---|---|
ヒュンケル&勇者ダイ | 物理 | 5% | バフ2+デバフ1型 | 7979 |
ヒュンケル&勇者ダイ | 物理 | 5% | バフ1+デバフ2型 | 8079 |
※バフ・デバフキャラは効果量を26%に固定して試算
バフ1+デバフ2型のほうが若干ですがダメージ量が大きくなりました。
ヒュンケルと勇者ダイの過去ピックアップ★5を両方所持していることが前提ではありますが、それ以外の枠は自由度が高いのがこの構成の利点です。既に育成済みのヒュンケルと勇者ダイを所持している人なら、この構成を検討してみるのもいいかもしれません。
まとめ
今回の記事では、各種データに基づいたダメージシミュレーションにより、真・大魔王バーンLv70を倒すための最適構成について検討を行いました。ここまでの検討結果をまとめたものが下図となります。
今回のボスは呪文が弱点ということで、呪文攻撃アップ・防御ダウンの技を持つキャラの少なさから、パーティ構成を考えるのに苦慮しました。呪文を軸としたパーティの場合、パーティ全体が特定のキャラで固定されてしまうため、これまでのイベントを皆勤賞で攻略し続けてきたような人でなければ構成するのは難しいでしょう。
一方、物理を軸としたパーティ構成を取るのも十分有力な選択肢となります。物理攻撃アップ・防御ダウンの技を持つキャラは豊富ですので、パーティ構成の自由度も高く、現実的に採用しやすいと言えます。
また、今回の通常ボスでありダメージアップ効果・中を持つ大魔王バーンですが、これをメインにした攻略はかなり厳しいものになりました。結果的に、ダメージアップ効果・大を持つ竜の騎士ダイとそれ以外の格差が拡大し、1強体制が際立つバランスになったと言えるでしょう。
なお、シミュレーションではキャラのスキルレベルやバフ・デバフの効果量を固定して試算しています。ご自身の状況に応じた詳細なシミュレーションをしたい方は、こちらにダメージ計算器を設置していますのでぜひ使ってみてください。
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