北米版DQ5、レヌール城を攻略するところまで進めました。気になった英語を調べながらやっているのでなかなか進みません。
さておき、アルカパからレヌール城までで気になった表現などを紹介していきたいと思います。
装備を教えてくれる戦士
*「坊や 知ってるかい? 武器や防具は持ってるだけじゃダメなんだぜ。
ドラクエでおなじみのセリフです。「hanging on to」は「しがみつく」といった意味ですが、元々の「持ってる」をこのように訳しているのがちょっと面白い。
宿屋の従業員
*「ええ これで主人もよくなると思うわ。
これは日本語版だとダンカンの奥さんのセリフになっていますが、英語版だと宿屋の従業員のセリフに置き換わってます。Mr Whitakerはダンカンのことです。
「right as rain」は「完全に正しい、とても正常」みたいな意味の慣用句だそうです。雨が真っ直ぐ降る様子に由来するとか、韻を踏んでいるとか、語源については諸説あるようです(こちらのサイトが参考になりました)。
いじめている少年
*「そりゃいいや! レヌール城のお化け退治と交換だな!
「deal」は取引という意味で、ここではお化け退治をしたらボロンゴを差し出すということを取引と呼んでいる訳です。日本語で取引というと少し堅い印象がありますが、英語のdealはもっと気軽にいろいろな場面で使われている感じがします。
風邪をひいたパパス
パパス「どうやら カゼをうつされてしまったらしいぞ。なさけないことだ。
冒頭のLooks likeの前にはItが省略されています。「Of all the things」は「よりによって」といった意味です。「すべての物事の中でよりによって●●とは!」みたいなニュアンスなんでしょうかね。「なさけないことだ」をこのように訳しているのも面白いですね。
レヌール城の王妃
ソフィア「わたしは このレヌール城の王妃 ソフィア……。
(中略)
ソフィア「そうでなければ お城の者たちはいつまでも呪われた舞踏会で踊らされたままなのです……。
ソフィアはMiss Count、レヌール城はUptaten Towersという名称になっています。そしてMiss Countのセリフはこれまた訛りが強い。evenink=evening、yooo=you、zese=theseなど。これはどこの国の訛りなんでしょうか。あるいは幽霊っぽさを出すための演出なのかもしれません。
limboはキリスト教の用語で「辺獄」という意味だそうです。
親分ゴースト
*「なんと! ガイコツどもはお前たちを食べそこねたようだな……。
*「では このオレさまが食ってやろう!
「I thought the skeletons would’ve made a meal of you by now!」は、直訳すると「ガイコツどもは今頃はお前たちを料理しただろうと思っていた」ということ。この「thought」が過去形になっているところが大事で、「以前は思っていたが今は思っていない」という含みがあります。つまり、「ガイコツどもがお前たちを料理にできなかったようだ」という否定文っぽい意味になるんですね。
「if they can’t stop their meal running away, then maybe I should tuck in instead!」は「もし奴らが料理が逃げるのを止められないなら、私が代わりに押し込んでやろう」という意味。直接的に「食ってやる」という表現を使わず、「(皿の上に)押し込んでやる」みたいな少しマイルドな表現になっていますね。
救出するビアンカ
ビアンカ「さあ 約束だわよ! この子ネコをもらっていっても いいわね?
「A promise is a promise」は「約束は約束だ」という意味で、約束したことを履行するように迫る表現。日本語でも同じような表現を使うのが面白いところです。
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