DQライバルズエースに新しく登場した試練の間ニズゼルファの攻略です。なんとかLv20まで倒すことに成功しましたので、その方法をご紹介します。
しかし、今回のニズゼルファは滅茶苦茶に強かった…。
目次
ボス情報
以下はLv20のニズゼルファに関する情報です。
ボス特性 | 全ユニット攻撃力+10、全ユニットHP+10 毎ターン開始時にリーダーの攻撃力+10 カード効果による強制勝利を無効 |
---|---|
HP/MP | HP280、初期MP5 |
ユニット | タイプG、サイレス、ホークブリザード、エビルホーク、ヘラクレイザー、メガトンケイル |
特技 | いやしの風、激昂の犠牲、邪悪な祈り、ザラキーマ |
テンションスキル | 闇の災い 縦一列にいる全ての敵ユニットに15ダメージ ランダムな空きマスに邪神の子を2体出す |
関連情報 | 邪神の子 2/2 このユニットは戦闘ダメージのみ受け 受けるダメージは1になる テンションリンク:ランダムな敵1体に味方リーダーの攻撃力と同じダメージを与える |
理不尽な強さ
ニズゼルファLv20は、ひとつ前のボスであるシドーを超える強さを誇ります。その強さはもはや理不尽と言うべきものです。
とにかく邪神の子が強い、というのは前回の記事でも述べた通りですが、レベルが上がってニズゼルファの攻撃力が上昇するにつれて邪神の子のダメージ量も増加し、Lv20では10ダメージにも上ります。初期MPが5もあるので、早いターンから激昂の犠牲やいやしの風といった特技を絡めてテンションスキルを複数回使用し、3ターン目くらいには盤面に邪神の子が3~4体並ぶという展開も珍しくありません。そこで邪神の子を処理できなければ確実にゲームオーバーです。
ユニットのスタッツ補正も+10/+10という驚異的な数字になっています。このためタイプGがスキルブースト0でも11/11というスタッツとなり、いきなり狙い撃ち・貫通・2回攻撃をフル装備して登場します。開幕でキラーGを出されると敗北を覚悟せざるを得ません。
繰り出すユニットの多彩さにも手を焼きます。ホークブリザードやサイレスといったユニットはアンクルホーン対策で入れられたものでしょう。におうだちを持ったヘラクレイザーも然り。従来の頭の悪いAIから進歩した模様で、ヘラクレイザーに関してはしっかりと前列に配置してくるため、隙がありません。アンクルホーンだけは絶対に許さないという運営からの無言のメッセージだと言えるでしょう。
相変わらずのバグの嵐
前回のシドーにもバグが多数仕込まれていましたが、今回のニズゼルファもそれに輪をかけて酷い有様になっています。
特に酷いのが、ターンの持ち時間が極端に短くなるバグです。これは、その前のニズゼルファのターンの演出が規定の持ち時間を超過したことで、その超過分がこちらのターンの持ち時間を食いつぶしてしまっているという事象だと考えられます。残り時間が表示されないという既存バグとも相まって、操作途中の持ち時間切れという恐怖と常に直面させられるため、よく考えて最善の行動を取るというカードゲームの基本が脅かされています。
そもそも、ニズゼルファのテンションスキルや邪神の子まわりの演出が長すぎることが問題で、これがバグを引き起こす要因になっています。ただでさえ理不尽な強さのボスと戦っている最中に、こんな長い演出をだらだらと見させられ、挙句に理不尽なバグの恐怖にも耐えなければならないとは本当に苦痛です。
他にも細かいバグを挙げれば切りがありませんが、一例を挙げると以下のようなバグを確認しました。
- 敵のヘラクレイザーの2ダメージを飛ばす効果が、被ダメージを1に軽減する状態のグレイグにも2ダメージ入ってしまう
- スキルブーストが1以上の状態でもデスニャーゴの死亡時効果でプリズニャンが1体しか出ない
- ニズゼルファの攻撃力の表示が20になるときがある
本当にテストプレイしているのかと疑いたくなるような惨憺たる有様です。
ローラ姫がもう1枚欲しかった(願望)
ニズゼルファとのバトルで大活躍してくれると思われるのが、Lv3以上のローラ姫です。ローラ姫はLv3になると戦闘ダメージ以外を受けない能力を獲得しますので、ニズゼルファのテンションスキルを無効化し、さらに邪神の子が飛ばすダメージも無効化します。
ローラ姫をLv3にするには限界突破が必要ですから、ストーリークリアで手に入る1枚のほかにもう1枚、カードパックから引き当てなければなりません。残念ながら私は限界突破できていないので、今回の攻略では使用していませんが、もし持っている方は積極的に採用してみてください。
ニズゼルファLv20攻略デッキ例
私が攻略に成功したデッキを2例ご紹介します。いずれも僧侶のデッキです。
その1:邪神の子復活デッキ
カード名称 | 枚数 | 重要度 |
---|---|---|
ロトの盾 | 2 | ◎ |
ロトのよろい | 1 | ◎ |
轟く雷鳴いなずまのけん | 1 | ○ |
ホイミ | 2 | ◎ |
僧侶の交換所 | 2 | ◎ |
サマルトリアの王子 | 1 | ◎ |
天使の守り | 2 | ◎ |
転生の祈り | 2 | ◎ |
天空の花嫁デボラ | 1 | ◎ |
むげんの弓 | 1 | ◎ |
メガザルロック | 2 | ◎ |
ニフラム | 2 | ◎ |
クリフト | 1 | ○ |
ベホマ | 2 | ○ |
ウドラー | 2 | ◎ |
ニードルラッシュ | 2 | ◎ |
ザラキ | 2 | ◎ |
せいれいのうた | 2 | ◎ |
最強ユニットの邪神の子を味方につける
邪神の子が強いならば味方にしてしまえばいい、という発想で生まれたデッキです。邪神の子を奪うだけならば魔剣士でホメロスを使用する方法が最も簡単ですが、邪神の子を復活させて増殖させることを狙うため、僧侶のデッキになっています。僧侶で邪神の子を奪う方法は以下の2通りあります。
- 転生の祈りを使う
- 攻撃力を下げた邪神の子をデスマエストロで奪取する
いずれも一長一短ではありますが、前者のほうが必要なカードの枚数が少なく成功しやすいため、今回は転生の祈りを軸に据えました。
具体的な手順は以下の通りです。
- 天空の花嫁デボラでむげんの弓をサーチして装備する
- 敵が出した邪神の子を何らかの手段で死亡させる
- コインが手札に1枚以上ある状態で転生の祈りを使う
邪神の子は2コストのユニットなので、転生の祈りで復活させるためには、転生の祈りでGETできるコイン1枚に加えてもう1枚手札に持っている必要があります。そこで、コイン獲得の手段としてむげんの弓を採用しました。ほかにもべホイミスライムなどのGET手段もありますが、後々の復活の邪魔になってしまいますので、ここではむげんの弓を使うのがベストです。
敵の邪神の子を死亡させる方法としては、ザラキとクリフトを使うのが最も自然です。敵の配置や運に左右されますが、ほかのユニットも巻き込みながら複数体を処理できるのが強み。あるいは、敵が激昂の犠牲を使って邪神の子を死亡させてくれた場合でもOKです。なお、ニフラムで倒しても死亡ではなく消滅の扱いになるため、転生の祈りで復活させることができません。
首尾よく邪神の子を転生させるところまで到達できる確率は、およそ5%~10%といったところです。
邪神の子を増殖させていく
転生の祈りを使っただけでは、自分の盤面で邪神の子を死亡させていない(いわゆる墓地に送っていない)状態のため、復活の効果の対象になりません。復活の効果で増殖させていくには、まず転生させた邪神の子を死亡させる必要があります。
この作業が意外と難しいです。転生した邪神の子のスタッツはスキルパネルの補正を受けますので、例えばユニットHP+1を3つ取得しているなら邪神の子のHPは5になります。これは大変頼もしくはあるのですが、最初の1体を死亡させるまでの道のりを難しくさせています。地道に敵ユニットにぶつけてHPを減らしていくのが基本ですが、敵のサイレスで封印を受ければ一撃で死亡できるほか、ホークブリザードの効果でも死亡できますので、こうした敵ユニットの力の逆用も狙っていきます。
1体でも死亡させることができれば、あとはメガザルロックやウドラーの出番になります。邪神の子をどんどん増殖させていきましょう。天使の守りはメガザルロックやウドラーに使うのが最も効果的です。邪神の子でウォールを形成することができれば敵の攻撃はこちらに届かなくなり(ねらいうちを持ったユニットは除く)、さらに敵の邪神の子が飛ばしてくるダメージの大部分を味方の邪神の子が吸収してくれるようになるため、リーダーが受けるダメージは相当抑えられます。そして、最後はせいれいのうたを使って一気に盤石な盤面を構築します。
ここまで到達できる確率はおよそ2~3%といったところです。
邪神の子の力でリーサルを決める
盤石な盤面が構築できたら、いよいよ勝利は目の前です。まずは轟く雷鳴いなずまのけんを装備します。これを装備することでリーダーの攻撃力が非常に高くなり、邪神の子で飛ばせるダメージも同様に大きく増加します。さながら自分が邪神になったかのような圧倒的なパワーです。ここまでやられた分を存分にやり返してやりましょう。
最終的な勝率はやはり2~3%といったところだと思います。
勝率アップの工夫
勝率が低い原因は、ここまで述べた通り、邪神の子を転生させて自分の盤面で死亡させるという作業の成功率が低いことにあります。正確に言えば、その作業中に敵が強力な盤面を作り上げてしまい、こちらのHPが持たないというのが原因です。
この問題を解決するには敵の盤面駆除と味方リーダーの回復が必要になりますが、これを一枚で実現してくれるのがロトのよろいというカードです。このデッキではほぼ必須で、かつ極力序盤のうちに使っておくべきカードです。欲を言えば限界突破してコストを下げておきたいところです(私はできていませんが)。
回復手段という点では、僧侶の交換所から手に入るしんぴのよろいも大変優秀です。余ったコインの有効利用にもなってドローもできるので、僧侶の交換所はなかなか味のいいカードです。
序盤をくぐり抜ける確率が低いのはやむを得ないところですが、終盤にHPが持たずに敗北というのは非常にもったいない負け方なので、こういったHP回復手段の採用が重要になっています。
その2:アンクルホーン強行突破デッキ
カード名称 | 枚数 | 重要度 |
---|---|---|
幼き勇者レックス | 2 | ◎ |
王女タバサ | 1 | ○ |
ロトの盾 | 2 | ◎ |
ロトのよろい | 1 | ◎ |
ホイミ | 2 | ◎ |
執念のひとくいサーベル | 2 | ○ |
ビルド | 1 | ◎ |
テンペラーソード | 2 | ◎ |
ベビーパンサー | 2 | ○ |
ポンポコだぬき | 2 | ○ |
しっぷうの旋律 | 2 | ◎ |
図書館 | 2 | ◎ |
ニフラム | 2 | ◎ |
クリフト | 1 | ○ |
ニードルラッシュ | 2 | ◎ |
ザラキ | 2 | ◎ |
アンクルホーン | 2 | ◎ |
定番のアンクルホーンによるゴリ押し
ソロモードの切り札と言うべきアンクルホーン先生を使って正面突破していこうというデッキです。ボス情報の項でも述べた通り、今回のニズゼルファにはアンクルホーン対策がこれでもかと詰め込まれているのですが、その包囲網をかいくぐって勝利を目指します。
リーダーは僧侶を選択しました。これは、邪神の子の除去手段として非常に強力なニフラムが使えることを重視した選択になります。ほかにもザラキやニードルラッシュといった除去手段もあり、アンクルホーンを最も安着させやすいリーダーだと言えます。
しかし、ただアンクルホーンを素出しするだけではあまりに無防備です。生存確率を高めるためにも、アンクルホーンを出した際にはロトの盾を使って守ってやりたいところです。もちろん、ロトの盾がなくても生き延びられる可能性はありますので必須いう訳ではありませんが、ロトの盾はリーサルまでのつなぎとしてリーダーのHPを守るために使っていくこともできますので、このデッキの非常に重要なパーツになっているのは間違いありません。
勝利までの道筋
まずは後攻を取ることが必要です。ニズゼルファに後攻を取られると、1ターン目から邪神の子を出されて手に負えなくなります。こちらが後攻を取れた場合でも、敵に1ターン目からタイプGを出された場合はほぼ負けです。先攻1ターン目の敵の行動がテンションアップ+通常攻撃だけであることを祈ります。
1ターン目にはビルドを使って、図書館をサーチします。ハイタッチに失敗した場合、手札の不足が敗因に直結するので、是非とも成功させたいところです。また、ビルドのLv2はオアシスを選択し、テンションを回していきます。
さらに、ロトのよろいを序盤に装備する必要があります。このデッキでもやはりライデインの力に頼ります。ライデインだけで足りないダメージはテンペラーソードの打撃やしっぷうの旋律、あるいはビルドLv3のスーパーカーを使って補うことで、ユニットを丁寧に除去していきます。また、邪神の子に対してはニフラムを使いましょう。放置することは許されません。敵の盤面状況によってはザラキやニードルラッシュも威力を発揮します。
以上のような条件をクリアし、敵ユニットの除去と手札の充実を同時に実現させることで、ようやく勝利が見えてきます。敵がエビルホークやメガトンケイルといったコストの割に弱いユニットを出してきたときがチャンスで、ここで満を持してアンクルホーンを出していきます。敵ユニットの攻撃はほぼこちらのリーダーに向かってきますので、ニズゼルファの攻撃に耐えられる状況を作っておけばOKです。あとはサイレスの封印や不意打ちのテンションスキルが来ないことを祈りましょう。
こちらのデッキも勝率は高くなく、デッキ1と同じく2~3%くらいではないかと思います。とにかく開幕で条件を満たせずにリタイアするケースが多いです。
スキルパネル取得例
以下の写真が私のスキルパネル取得状況です。デッキ例その1、その2ともに同じスキル状況での攻略になっています。レベルは57ですが、スキルポイントが余っているのでレベル56でも足ります。リーダーHPアップの個数を減らせば、レベル55以下でも大丈夫でしょう。
初期MP+1をすべて取得するのは当然必須です。また、いずれのデッキでもライデインのダメージを増やすことが重要なので、右下付近のテンションスキルダメージアップは漏れなく取得しましょう。
まとめ
今回のニズゼルファLv20は非常に厳しい戦いになりました。簡単には攻略させぬという運営の強い意志を感じました。こちらの残り時間を隠蔽して不当に持ち時間を搾取してくるというバグの影響もあまりに大きく、本来勝てる戦いを落としたこともありましたし、こちらの戦略の足枷にもなっています。
一応、勝率は低いながらも勝てるデッキをご紹介しましたが、それでも完全無課金という訳には行かず、ロトのよろいをはじめとした勇者専用カードはどうしても必要になっています。その意味では運営の目論見通りということかもしれませんが、今後もこういったボスが続くのかと思うと戦慄を覚えます。
Lv20のニズゼルファを倒したところで凄い報酬がもらえる訳でもありませんから、挑戦はほどほどにして、難しいと感じたらきっぱり諦めるのも手だと思います。今までは無課金でもLv20まで攻略できるのが当たり前になっていたので、すぐには諦められないかもしれませんが、今回から運営の方針が変わったのだと頭を切り替えて無理のない範囲で挑戦されることをおすすめします。
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