※この記事は、第10弾環境において執筆したものです。
DQライバルズの闘技場攻略、第8回です。今回は、ミネアをリーダーに選択した場合の攻略記事になります。
目次
環境使用率
私が実際に第10弾環境の闘技場を回して調査した結果、ミネアの使用率は9.5%で、全リーダー中5位の使用率でした。
自分が5勝以上しているとき(=相手もそれに匹敵する勝ち数を挙げているとき)に限定すると、ミネアの使用率は9.8%で、こちらは全リーダー中3位でした。
現環境の闘技場では、ミネアは平均的な使用率のリーダーとなっています。
ミネアの強み・弱み
ミネアの強み
ミネアの強みは、相手のユニットを除去する力が強いという点です。特に占いカードは全体攻撃や範囲攻撃を得意としているため、相手の多面展開やステルスユニットなどもさほど苦にせず除去できます。盤面で戦うのが基本の闘技場だからこそ、これらのカードは刺さりやすいです。
ミネアの弱み
ほとんどのカードがコンボを前提とした設計になっており、カード単体では狙い通りの強さを発揮しにくいというのが大きな弱点です。例えば占いカードは、銀のタロットなどで必中モードに入っていなければ運任せになってしまいますし、偶数シナジーのカードもデッキを偶数に寄せていなければ弱いです。
ミネアはカードパックの各弾ごとに次々と新しいコンセプトを追加されています。そのため、カードプール全体を見渡したときに色々なコンセプトのカードが混在してしまっており、カード選定がランダムな闘技場では方向性が散漫になりがちです。コンボ前提で戦うべきミネアにとっては致命的な弱点だと言えます。
デッキ構築方針
ミネアはコンボを前提に戦っていくリーダーです。テンションスキルもコンボを発生させやすいように設計されたものですし、ミネアの強みを引き出すには、カードの組み合わせを意識することが不可欠です。
闘技場ではカード選定に不確実性が高いので、効果的にカードを組み合わせることは難しいものの、それでも積極的に狙っていくべきです。それしか闘技場ミネアの生き残る道はありません。
ミネアのデッキには色々なコンセプトがありますが、闘技場において最もおすすめなのは、必中モードに入ってから占いカードを連打する占いミネアです。占いカードは、効果が安定しない分強めに設定されています。特に盤面除去力に優れたものが多いので、盤面重視の闘技場では高い威力を発揮します。必中モード・超必中モードに入るための銀のタロットやゾディアックコード、および占いカードの多くはレアリティが低めなので、比較的集めやすいのが長所です。
次点がドラゴン系を多数採用したドラゴンミネアです。バルンバやしんりゅうが持つ優秀なパワフルバッジでドラゴン系を強化して盤面で戦うイメージです。ドラゴン系ユニットはドラゴンの扉で集められるのですが、キーカードのバルンバやしんりゅうのレアリティが高いのがネックです。
ピックしたいカード
必中モードに入るカード
占いカードで狙った効果を確実に発動させるためになくてはならないものです。ミネアの生命線とも言えるカードで、占いミネアのコンセプトで戦うならば絶対に必要です。
必中モードに入れるカード(ないし、それに準ずる効果のカード)には以下があります。
- 銀のタロット
- クロウズ
- 占い小屋
- ゾディアックコード
- スピンサタン
- ヘルプラネット
- だいまどう
- 神託の門
ベーシックカードである銀のタロットが最も重要です。必中モードに入って試合展開を安定させつつ、さらに運命の輪で超必中モードに入ることで決着をつけることが可能です。クロウズもシンプルに必中モードに入れるカードで、プレイ時のテンポロスもないので超強力です。占いカードをどの程度ピックできているのかにもよりますが、これらのカードは最優先でピックし、2~3枚デッキに入れられていると心強いです。
占い小屋も有力なカードです。期間限定の必中モードのような効果ですが、占いの結果が試合展開を左右しやすいのは主に中盤戦で、その数ターンを支えてくれるのには十分です。召喚時に占いカードをデッキ外から1枚持ってこられるのもポイントが高いです。
ゾディアックコードも非常に重要なカードです。超必中モードからの占いは超強力で、闘技場デッキでその苛烈さに対抗できるものはほとんどありません。6ターン目で発動できれば勝利といっても過言ではなく、それまでの試合展開を一気にひっくり返すだけの力があります。これも1~2枚欲しいカードです。
スピンサタン、ヘルプラネットは1回限定の必中・超必中を発生させるカードで、悪くはないのですが、やはり心許ない部分があります。ピックするかどうかは、ほかの選択肢との比較になります。だいまどうも同様で、こちらは占いミネアというよりもドラゴンミネアのコンセプトのデッキを目指す場合にピックするかどうかが検討されます。
神託の門は弱いのでピックすべきではないカードです。
占いカード
占いカードは盤面処理に使える範囲攻撃系のカードをピックしましょう。注意すべき点として、盤面処理に寄与しない占いの特技カードはあまりピックしないほうが良いです。テンションスキルで引いてくる特技で盤面処理をするのがミネアの戦線維持において重要になるので、そこで盤面に影響を与えないカードを引いてしまうリスクは回避したいです。
占いカードの中でおすすめのカードをピックアップします。
まず、盤面処理ができるカードとしては以下が優秀です。
- かみかぜ
- 太陽のタロット
- 死神のタロット
- キースドラゴン
かみかぜは、占い①盤面のユニット全体に3点ダメージを割り振る効果です。色々な場面に柔軟に対応でき、しかもおうえんがついている強力なカードです。
太陽のタロットは、占い①で全体2点ダメージの効果です。占い②だとリーダー7点回復の効果で、これはこれで役立ちますが、AOEが欲しい場面で外すと致命的なので、必中モードでないと使いづらさがあります。
死神のタロットは、占い①で敵味方全体に3点ダメージの効果です。空中戦を得意とするミネアなので、味方を巻き込むデメリットはさほど気になりません。占い②は2/2のナイトウイプスを3体出す効果で、盤面を強くできる分、必中モードになっておらず外したときのリスクが太陽のタロットよりは低いです。
キースドラゴンは、占い②で正面のユニット両方に2点ダメージの効果です。自分自身も4/5のスタッツを持っており、除去と展開を同時にこなせる優秀なカードです。
この他、盤面の構築に役立つ占いカードもおすすめです。
- バルーンコール
- あくましんかん
- 召竜の儀式
バルーンコールとあくましんかんは、占い①②ともにユニットを盤面に出す効果で、どちらも2コストの標準スタッツ以上の強さです。必中モードでなくても使っていけるのが優秀です。
召竜の儀式は超必中モードで使いたいカードです。超必中モードに入れるカードをピックできているなら欲しいカードで、後述のドラゴン系シナジーカードとも組み合わせたいです。テンションスキルのサーチを邪魔するので、ピックするのは多くても2枚にしておくのが無難です。
ドラゴン系シナジーカード
ミネアのドラゴン系シナジーカードはかなり強力です。ドラゴン系ユニットの素のスタッツの高さも相まって、ドラゴン系シナジーを活かす戦い方は闘技場でも有力です。
特にバルンバとしんりゅうのパワフルバッジは闘技場では超強力なので、これらをピックできた場合は、スタッツの良いドラゴン系ユニットをたくさん集めましょう。りゅうきへいやドラゴンヘビーは、ミネアにとって鬼門になりやすい中盤戦を支えてくれるカードなので、おすすめです。上述したキースドラゴン、召竜の儀式も優秀です。また、占いカードを十分に引けているならタロットフォーチュンもぜひピックしましょう。
その他のおすすめカード
スピニーは1枚でユニット2体を展開できるのが優秀です。一緒に出るメラリザードはドラゴン系なので、パワフルバッジの恩恵を受けられるのもポイントが高いです。
ポムポムボムは、占いカードを使う度に1/1のバブリンを出す効果で、盤面の取り合いに貢献してくれるユニットです。必中モードに入っていない場合でも占いカードを使うだけで効果が発動するので、占いミネアのコンセプトで戦う場合に、必中モードに入れるカードをドローできないリスクを緩和してくれます。
みわくのランプも、占いシナジーカードのひとつで、占いカードを使う度にランダムな占い師の職業専用カードをデッキ外から持ってきてくれます。持ってくるカードはレアリティによるバイアスがかかっていないため、レジェンドレアカードが手に入ることも珍しくなく、思わぬ逆転劇につながる可能性があります。
入るべき扉
全リーダー共通の基本的な考え方については第2回の記事をご参照ください。
MP2の扉はミネアにとって相性の良い扉です。キーカードの銀のタロットのほか、バルーンコール、あくましんかん、かみかぜといった優れた占いカードが多いです。
また、上述した通り強力なドラゴン系ユニットを集められるドラゴンの扉もおすすめです。パワフルバッジを持ったバルンバ、しんりゅう自身もドラゴン系なので、この扉でピックできる可能性があるのがポイントです。
こういった扉で良カードをピックした上で、モシャスの扉に入ってそれらを増殖させていくことで、1つのコンセプトに寄せたデッキを作っていくというのがミネアの理想的なピックだと言えます。
武器と特技の扉も悪くないのですが、特技カードはテンションスキルのサーチの邪魔になる可能性があり、弱い特技カードはピックしたくないので、ややリスクがある扉です。繰り返しになりますが、特技カードは盤面除去ができるものを中心にピックしましょう。
立ち回り
マリガン
1~2コストのユニットは必ずキープします。デッキコンセプトのキーとなるカードもキープしましょう。占いミネアなら銀のタロットやゾディアックコード、ドラゴンミネアならバルンバやしんりゅうをキープします。
序盤~中盤
序盤~中盤はミネアにとって辛抱の展開になりやすいです。銀のタロットで必中モードに入るなど、力をためて終盤の反撃の準備をしていきましょう。とは言え、力をためているだけではそのまま負けてしまうので、盤面にユニットを並べる作業も怠ってはいけません。ドラゴンミネアなら、スタッツの良いドラゴン系ユニットをどんどん出していきます。占いミネアの場合は、バルーンコールなどのユニットを出す効果のカードを使ってごまかしつつ、どこかで太陽のタロットや死神のタロットで相手のユニットを一掃する動きをしたいです。
終盤
中盤までにしっかりと力をためておけば、終盤はミネアの強さを存分に発揮することができます。占いミネアの場合は、ゾディアックコードを使うのが理想ですが、運命の輪で1ターン限定の超必中モードに入るだけでも、そのターンに召竜の儀式を使ったり力のタロットを絡めた動きをすることでゲームを決定づけることが可能です。ドラゴンミネアの場合はしんりゅうを出してドラゴン系+2/2のパワフルバッジを発動させ、盤面で圧倒しましょう。
10勝デッキ例
銀のタロット2枚に占い小屋1枚を確保し、占いカードも除去を中心にバランスよくピックできました。何より少年シドーの存在が大きい。暴走するシドーによる全体2点ダメージは、闘技場ではわかっていてもなかなか対応するのが難しいです。ミネアが闘技場で10勝するには、このようにヒーローカードの力を借りることも必要になるでしょう。
まとめ
今回は闘技場のミネアについてデッキ構築のポイントを説明しました。
ミネアは闘技場では非常に戦いにくいリーダーです。コンボを前提とした戦い方がミネアの特徴なので、デッキを自由に構築できない闘技場との相性は全リーダー中最悪と言って差し支えないでしょう。また、うまくデッキ構築ができたとしても、プレイングにおいてキーカードを引けずに負けるというケースが多いのも問題です。ランクマッチでもミネアは手札事故で負けやすいということを考えればお分かりいただけると思います。このような観点から、闘技場で全リーダー10勝を目指す上で最難関となるのがミネアだと私は認識しています。
ここまで述べたように、コンボ前提のミネアのカードの中でも比較的扱いやすく、盤面干渉力の高い占いカードやドラゴン系カードで固めたデッキ構築を目指しましょう。なかなか結果にはつながらないかもしれませんが、何度も挑戦していれば必ず10勝のチャンスはやってきます。難易度が高い分取り組み甲斐はあるので、諦めずにチャレンジしてみてください。
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