こんにちは、けい坊です。
DQ4イベントの続編で、バトケシ!エスターク編がスタートしました。前回のダイ大イベントでの超魔生物ザムザ編から、2イベント連続でのバトケシ!です。運営は集金活動に余念がありません。
今回のエスターク編についても、筆者は独自の調査でボスのパラメータをすべて調べました。調べた結果、今回のエスターク編のボスは前回の超魔生物ザムザ編と全く同じパラメータとなっていることがわかりました。運営は集金活動を活発化させるだけでなく、イベントをできるだけ使いまわして開発コストを抑えたいようです。
そんな今回のバトケシ!ですが、データに基づいて真面目に攻略方法を検討していきたいと思います。最終目標であるエスタークLv70を撃破することにフォーカスした記事となっています。
目次
基本データ
攻略の基本となる各種データを示していきます。
エスタークLv70パラメータ
冒頭にも書きましたが、今回のエスタークのパラメータは前回の超魔生物ザムザと全く同じです。Lv70だけでなく、他のレベルでも同様。もっと言えば、通常ボスのライノスキングも前回のザボエラと全く同じパラメータです。違うのは色と名前だけ。
物理守備力が1000と、呪文・ブレスの守備力よりも低いため、物理ダメージのほうが通りやすくなっています。
特効倍率
次に、攻撃側のデータとして最も重要な特効倍率について示します。イベントのお知らせページにも書いてあるように、バトケシ!では特定のキャラで攻撃すると与えるダメージが増加するのですが、そのときの倍率のことを特効倍率と呼んでいます。
効果 | 倍率 | 該当キャラ |
---|---|---|
効果・大 | 10.0倍 | |
効果・中 | 6.0倍 | |
効果・小 | 2.0倍 |
効果・大の勇者ソフィアは驚異の10倍です。前回までのバトケシ!では、効果・大の特効倍率は9倍だったのですが、まさかの上方修正となりました。効果・中と効果・小の倍率は前回から据え置きですから、効果・大との格差が拡大したことになります。
また、前回はガチャ★4キャラの武闘家マァムが効果・中に位置づけられていましたが、今回のガチャ★4キャラであるまどろみのけんは効果・小に格下げされています。これも厳しい変更点です。効果・小のキャラ単独でエスタークLv70を攻略するのは極めて困難なので、実質的にガチャ★4キャラは戦力外となってしまいました。
効果・大を持つキャラ1強の状況に拍車がかかった今回のイベント。勇者ソフィアを持たない貧乏人はバトケシ!から去れ——そんな運営の本音がこの設定から漏れ聞こえてきます。
特効キャラのステータス・技
特効が付与されている上記の6キャラについて、そのステータスと、エスタークに対して最も有力な技の情報を以下に示します。
キャラ | バトケシ力 | 技 | 種別 | 威力 |
---|---|---|---|---|
284 | ギガソード | 物理 | 245 | |
470 | かいしんのいちげき | 物理 | 120 | |
596 | ギガデイン | 呪文 | 121 | |
470 | かいしんのいちげき | 物理 | 120 | |
242 | バギマ | 呪文 | 119 | |
514 | かいしんのいちげき | 物理 | 120 |
※バトケシ力は、レベル最大かつスキルレベル3の場合の数値
キャラの強さを決めるのは、「バトケシりょく」と技の「いりょく」です。この2つの数値の積が大きいほど、与えるダメージは大きくなります(詳しい計算式についての解説はこちらの記事をご覧ください)。
勇者ソフィアは、バトケシりょくが低いのを補うように技のいりょくが極めて高いため、従来の効果・大をもつ特効キャラと比較して遜色ないダメージを与えられるようになっています。一方で、ロザリーについては、バトケシりょくが低いのに技のいりょくも平凡なので、アタッカーとしてはほとんど期待できません。
効果・中のライノスキングは、前回イベントの同ポジションであるザボエラと比較すると、バトケシりょくと技のいりょくの両方が高くなっています。勇者ソフィアを持たざる者にとっては唯一の希望と言えるでしょう。
ダメージシミュレーション
ここまでの基本データを用いて、実際にエスタークLv70に与えるダメージのシミュレーションを行います。
エスタークLv70を倒すためには、フルパワーで何度も攻撃する必要があります。フルパワー攻撃1回につき有償1200ゴールドがかかりますので、できるだけ一度に与えるダメージを大きくして少ない回数で倒したく、そのための最適構成を導き出すことが目標です。
素朴なフルパワー攻撃
まずは、素朴にフルパワー攻撃をした場合のダメージ量を計算します。ここでいう素朴なフルパワー攻撃とは、特段面倒な準備をせずとも実現可能な条件の下でフルパワー攻撃を行うことを指します。具体的な条件は以下のように設定しました。
- タイプボーナス20%あり
- キャラのレベルは最大
- キャラのスキルレベルは3
- 攻撃アップ、防御ダウンの補助技は使わない
この条件の下でフルパワー攻撃した場合のダメージ計算結果が下表です。
計算結果
キャラ | ダメージ量 |
---|---|
10137 | |
3204 | |
1477 | |
1076 | |
1 | |
1443 |
勇者ソフィアが5桁ダメージを叩き出して圧倒的トップ、次点がライノスキングとなりました。その次に来るのが勇者ソロですが、攻撃技が呪文なのが災いして伸び悩み。まどろみのけん、ピサロナイトも物足りない数字です。ロザリーに至ってはダメージは1しか入りません。そもそも回復キャラはバトケシりょくが低いので、勇者ソフィアのようによほど技のいりょくが高くなければアタッカーとしてはまず機能しません。なぜこんなキャラを特効に入れたのか理解に苦しみます。
補正技込みでのフルパワー攻撃
上記の素朴なフルパワー攻撃では攻撃アップや防御ダウンの補正技は使いませんでしたが、実際にバトケシ!を攻略する際にはそれらを使用することが一般的です。ここからは、補正技込みでのダメージ量を計算していきます。
問題となるのは、攻撃アップと防御ダウンをどのように組み合わせるかです。仮に攻撃役を最後の1人にした場合、全部で4回の補助技を使えるのですが、その4回の内訳をどのように配分するのが最適なのでしょうか。
それを明らかにするため、攻撃アップと防御ダウンの組み合わせの変化によるダメージ量の増減をシミュレーションしてみました。攻撃アップと防御ダウンの効果値は技によって若干異なりますが、簡単のために一律27%として計算しました。その結果が下図です。
勇者ソフィアは、攻撃アップ3回+防御ダウン1回の場合にダメージが最大となりました。ライノスキングは、攻撃アップ3回+防御ダウン1回よりも、攻撃アップ2回+防御ダウン2回のほうが若干ながらダメージが大きくなりました。
以上の結果をまとめると、攻撃役を1人にして他を補助役とするパーティ構成とする場合の最適構成と与えるダメージは以下の通りとなります。
攻撃役 | 最適構成 | ダメージ量 |
---|---|---|
勇者ソフィア | 攻撃アップ3、防御ダウン1 | 29061 |
ライノスキング | 攻撃アップ2、防御ダウン2 | 11947 |
勇者ソロ | 攻撃アップ2、防御ダウン2 | 5096 |
ピサロナイト | 攻撃アップ2、防御ダウン2 | 3994 |
ロザリー | 防御ダウン4 | 1055 |
まどろみのけん | 攻撃アップ3、防御ダウン1 | 4614 |
勇者ソフィアが圧倒的トップで、次点がライノスキングという結果になりました。特効倍率に従った順当な結果と言えます。
なお3位の勇者ソロですが、実はこれには大きな罠が潜んでいます。それは、呪文攻撃アップの行動を持つキャラが極端に少ないということ。呪文攻撃アップを持つキャラは、スライムエンペラー、竜魔人バラン、ミストバーンの3種類しかいません。勇者ソロの色は紫ですが、タイプボーナス+20%を得るために他のパーティメンバーも紫に統一しようとすると、これらのキャラは採用できなくなってしまいます。また、エスタークの色は緑ですが、緑に対する呪文防御ダウンの効果を持つ紫のキャラはデスセイレスしかいません。このように、勇者ソロを主役に据えるには脇役タレントが不足しすぎているのです。
同様のことがピサロナイトについても言うことができ、緑のエスタークに対する防御ダウン行動を持つ黄のキャラは皆無です。
ということで、実質的にアタッカーとして機能しそうなのは、勇者ソフィア、ライノスキング、まどろみのけんの3種類のみということになります。
攻撃役を増やしてみる
ここまでのシミュレーションでは、攻撃役を1人にした場合の検討をしてきました。では、攻撃役を増やすとどうなるでしょうか。例えば攻撃役を2人にすると、攻撃回数が2回となるメリットがある反面、補助技の回数が3回に減ってしまうなどのデメリットがあり、一概に得になるとは限りません。
今回のイベントで実質的にアタッカーとなり得るのは勇者ソフィア、ライノスキング、まどろみのけんの3種類ですから、これらの中から複数キャラを組み込んだパーティ構成を検討してみましょう。
勇者ソフィア&まどろみのけん
まず、勇者ソフィアとまどろみのけんのWアタッカー構成を検討します。この2つはどちらも色が赤なので、補助役も赤で統一することでタイプボーナス+20%が得られます。補助役は3枠入れることができますが、この場合の最適な組み合わせは攻撃アップ2+防御ダウン1となります。この最適構成の下で敵に与えるダメージを計算すると、勇者ソフィアが22883、まどろみのけんが3633で、合計26516ポイント。先に計算したように、勇者ソフィア単独構成の場合は29061ポイントでしたから、それを下回る結果となりました。
勇者ソフィア&ライノスキング
次に、勇者ソフィアとライノスキングのWアタッカー構成を検討します。単独の強さではトップ2の両者ですが、勇者ソフィアは赤、ライノスキングは緑と、色が異なるのがネックです。タイプボーナスはどちらかが+15%、もう片方は+0%のような形になってしまいます。また、赤と緑の両方に対して攻撃アップの効果を持つキャラは存在しませんので、どちらか片方にだけ攻撃アップを乗せるか、あるいは攻撃アップを捨てて防御ダウンに徹するしかありません。
こうした色の制約を踏まえて、勇者ソフィアとライノスキングのWアタッカーとする場合の最適構成を比較検討してみました。その結果、残り3枠には、赤の攻撃アップ要員1名と、赤の防御ダウン要員2名を採用するのが最適だと判明しましたが、その構成の下で敵に与えるダメージは25932ポイント。やはり、勇者ソフィア単独構成の場合の29061ポイントを下回る結果となりました。
ライノスキング&まどろみのけん
最後にこの組み合わせですが、結論としてはこの案も没となりました。やはり両者の色が異なることが致命的で、ライノスキング単独構成の場合のダメージ量を超えることはできませんでした。ライノスキング単独構成のダメージが11947ポイントなのに対して、ライノスキングとまどろみのけんのWアタッカー構成のダメージは10878ポイントでした。
以上から、今回のイベントでは攻撃役を増やすとかえってダメージが減るということがわかりました。攻撃役は1キャラのみとして、残り4枠を補助役に充てるのが正解です。
まとめ
今回の記事では、各種データに基づいたダメージシミュレーションにより、エスタークLv70を倒すための最適構成について検討を行いました。ここまでの検討結果をまとめたものが下図となります。
今回は勇者ソフィアの強さが特に際立っていますので、勇者ソフィアを当てた人はそれだけをアタッカーに据えればOKです。アタッカーを下手に増やすとダメージが減りますので、余計な小細工は不要。
勇者ソフィアが当たらなかった人は、何とか通常ボスをレベル40まで倒してライノスキングをゲットし、それを軸にした構成で攻略しましょう。勇者ソフィアには当然劣りますが、意外と悪くないダメージが出せます。
まどろみのけんは相当ダメージ量が見劣りしますので、エスタークLv70との戦いでは戦力外に近いです。ライノスキングをゲットするまでのつなぎとして、通常ボス攻略に使っていきましょう。
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