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【DQで英語学習】DQ5 ニセ太后編

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英語版DQ5をやっていきます。今回はニセ太后撃破まで。

プレイしていて気になった英語表現、わからなくて調べた英語表現などを取り上げていきます。

ヘンリーとトム

日本語版

ヘンリー「ずいぶん えらそうだな トム!

(中略)

ヘンリー「ベッドにカエルを入れておいたときが いちばんけっさくだったな。

1つ目のセリフの「Listen to you!」は、直訳すると「自分の言うことを聞け」ということなので、そこから「自分がおかしいことを言っていると思わないの?」とか「よく言うよ」みたいな意味で使われているようです。また、「putting on airs」は「気取る」というような意味です。

2つ目のセリフの「You were frightened to death」は、「死ぬほど怖がっていた」という意味。日本語版の「けっさくだった」というのを状況の説明で言い換えています。

ガラの悪いガイコツ

日本語版

*「こんなにくらしやすい国は ほかにはないな。

beatという単語は色々な意味がある動詞ですが、ここでは「~に勝る」という意味になっています。「住む場所としてはこれに勝るものはない」というような訳になるでしょう。thisはラインハットのことを指しています。

へんじがない

日本語版

返事がない……。ただのしかばねのようだ。

ドラクエでおなじみの一文です。ほぼ直訳されていて、原文が醸し出す独特の風味がそのまましっかりと再現されています。

本物の太后

日本語版

*「どうした? わらわが太后だと信じられぬと申すかっ? ええい はがゆい!

英語版では、原作では名前がなかった人名や地名にも名前が付けられていることが多いですが、この人もまたその一人。Queen Dowagerという名前になっています。

「dilly-dallying」は「ぐずぐずしている」状態を表す言葉。「Don’t you believe I am who I say I am?」は、回りくどいですが意味としては「私が太后であると信じないのか?」ということ。この前のセリフで「私が太后だ」と言っているので、「who I say I am」というのが「太后」のことを指すことになります。

ニセ太后

日本語版

ニセ太后「オレさまを殺さなければ この国の王は世界の王になれたものを……。ぐふっ!

「If it weren’t for ~」は受験英語でよく出てくる仮定法の表現で、「もし~がなければ」という意味ですね。主節の「I could’ve become ruler of Coburg」は、厳密には少し誤った表現と思われ、「I could become ruler of Coburg」の方が正しい気がします。従属節の「If it weren’t for」が仮定法過去で、現在に関する仮定をしていることとなるため、主節ではcould’veではなくcouldを使って未来に対する帰結を述べるべきだからです。

それはさておき、日本語版との意味の違いが興味深いところ。日本語版では、「この国の王は世界の王になれたものを…」と言っているのに対し、英語版では「私がラインハットの王、ひいては世界の王になれたのに…」と言っています。いずれは自分自身が国を乗っ取って世界征服を狙っていたということを意味し、日本語版よりも野心的なキャラとして描かれています

デール王

日本語版

デール「だから けいぼうさんからもたのんでくれませんか? 兄上が王さまになるように。

こちらも仮定法を使った表現になっています。「it would be better if Harry were king」の部分がそうで、「もしヘンリーが王様だったらもっとよくなるのに」という意味。日本語版の言い方とは若干変わっていますね。

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