北米版DQ5、幼年時代終了まで。すべての人に話しかけながら進めている上、日本語訳を確認するために日本語版も並行してやっているため、進みが遅いです。
ヘンリー王子を擁護するおばさん
*「みんなヘンリー王子さまを悪く言うけど私はそうは思わないね。
*「それに新しい王妃さまが可愛がるのはデール王子だけときちゃ ひねくれるのも当然だよ。
ヘンリーはHarryという名前になっています。ヘンリー王子と言うとイギリス王室の実在の人物と同名になってしまうので、それを避けたのでしょうか。しかしHarryというのはHenryの愛称であり、イギリス王室のヘンリー王子もPrince Harryと呼ばれていたようなので、一致を避けようという意図はあまりないのかもしれません。
2個目のセリフにある「like there’s no tomorrow」は、「まるで明日がないように」という意味で、何かを一心不乱にやっている状況を表現するときに使われるようです。王妃がデール王子を溺愛している状況が伝わってきます。
ヘンリー王子
ヘンリー「なんだ またお前か? やっぱり子分になりたくてもどって来たのか?
「Not you again」は、あまり会いたくない人にまた会ってしまったときに使うスラング。lackeyは子分という意味の単語です。
ヘンリー「なんだもう階段を見つけてしまったのか……。ふん! つまらないヤツだな。
ヘンリー「しかし子分のしるしは見つからなかっただろう。子分にはしてやれないな。
「How dare you~」は「よくも~してくれるな」という意味。相手に嫌なことをされたときに使う表現です(参考サイト)。
2個目のセリフの最後「So there」は、「悪いけどそういうわけだから」「おあいにくさま」みたいな意味で、拒絶や反論などの締め括りに使う慣用句だそうです。
ヘンリーを誘拐した男
*「ともかく ここに子供を連れてくりゃあ ドレイとして買ってくれる。いい話だよな。
「Mind you」は相手の注意を引きたいときに使う間投詞的なフレーズです。
最後の文「It don’t bovver me if they use ‘em as slaves.」ですが、ここでは主語はItではなくThey(=a few kids)が正しいはず。そもそも「It don’t」は英語としておかしい。英訳した人の単なるミスでしょうか。「bovver」は「けんか」という意味ですが、語源は”bother”から来ている言葉のようです。ここでは動詞として使われているので、botherに置き換えてしまってよいと思われます。また、「’em」というのはthemの略です。「子供たちを奴隷として使うならば、子供たちが私を煩わせることもない」という意味になりますね。
ゲマ
ゲマ「ほっほっほっほっ。ここから逃げだそうとは いけない子供たちですね。
ゲマ「この私がおしおきをしてあげましょう。さあ いらっしゃい!
ゲマの名前はLadjaになっています。特徴的なゲマの笑い方は「Wa ha ha」となっていて、さらに自分自身のことを”great bishop”と呼ぶなど、日本語版と比べて少し尊大な印象があります。
ここのセリフでも英語として変なところが2か所あります。1つ目は、「try to fleeing away」というところ。「try to ~」か「try ~ing」が正しいのですが、両方混ざってしまってます。2つ目は、「you will to learn your lesson」というところ。ここのtoは要らないです。
パパスの断末魔
パパス「じつは お前の母さんはまだ生きているはず……。わしに代わって母さんを
パパス「ぬわーーーーっっ!!
パパスの断末魔の叫びは「Uuuuuurgh!」でした。割と普通の悲鳴ですね。「ぬわーーーーっっ!」ほどのインパクトは出ていませんが、少し似ています。
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