DQウォークのちょっとした豆知識を紹介したいと思います。
ほこらやメガモンなどと戦うためのパーティ編成をする際、まず装備を決めて、次にこころをセットして、最後に心珠をセットするという流れが一般的かと思います。心珠の選択において、アタッカーの場合は、敵に与えるダメージ量が大きくなるよう「○属性ダメージ+△%」とか「○系へのダメージ+△%」という効果のついたものをセットすることが多いでしょう。
この属性ダメージアップと系統へのダメージアップ、どちらを選択するのがいいのか?というのが今回のテーマです。
上昇率が一緒ならどちらを選択しても同じでしょ?と思うかもしれませんが、それは違います。その理由と、選び方のポイントを説明していきます。
DQウォークのダメージ計算式
まず、DQウォークの物理攻撃のダメージ計算式は以下のようになっています。厳密には他にも補正要因はありますが、主要な部分だけ示しています。
物理攻撃ダメージ = 基礎ダメージ × スキル倍率 × 敵の属性耐性 × 斬撃・体技ダメージ補正率 × 属性ダメージ補正率 × 系統ダメージ補正率
この計算式の中で、今回注目するのは「属性ダメージ補正率」と「系統ダメージ補正率」です。上記の 「○属性ダメージ+△%」とか「○系へのダメージ+△%」 に対応する部分です。これらは別々の補正率として扱われ、基礎ダメージ量にそれぞれ掛け算される仕組みです。
ここで大事なのは、同種の補正率が複数ある場合それらは足し算で合算されるという点です。具体的に言うと、例えば「ドルマ属性ダメージ+5%」を持ったこころをセットしているときに、「ドルマ属性ダメージ+7%」を持った心珠をセットした場合、合計でドルマ系属性ダメージの補正率は+12%ということになります。系統ダメージ補正率も同様です。
このように、まず足し算してから掛け算するという計算式になっているのが肝です。
属性ダメージ補正率や系統ダメージ補正率は、「つよさ」から「スキル・特殊効果」のタブを開くと一覧で確認できます。要は、この赤枠内の数値を足し算で計算したあと、赤枠と青枠の数値同士を掛け算するということです。
属性ダメージ補正率と系統ダメージ補正率の割り振り方のベストプラクティスとは
では、属性ダメージ補正率と系統ダメージ補正率の割り振り方とトータルでの補正率について具体的に検証してみます。例えば、心珠をセットする前の段階での補正率が以下の通りだったとします。
- ドルマ属性ダメージ+20%
- 悪魔系へのダメージ+5%
ここに、「ドルマ属性ダメージ+7%」または「悪魔系へのダメージ+7%」の心珠の効果が加わるとどうなるか。
前者の場合、
- ドルマ属性ダメージ補正率:20% + 7% = 27%
- 悪魔系ダメージ補正率:5%
≪トータル補正率≫
ドルマ属性ダメージ127% × 悪魔系へのダメージ105% = 133.35%
後者の場合、
- ドルマ属性ダメージ補正率:20%
- 悪魔系ダメージ補正率:5% + 7% = 12%
≪トータル補正率≫
ドルマ属性ダメージ120% × 悪魔系へのダメージ112% = 134.4%
という計算結果になります。後者のほうがトータルでは約1%高くなるんですね。
数学的に一般化すると、2つの正の数a,bの和が等しいとき、aとbの差が0に近づくほど積a*bは大きくなります。 高校数学で習う二次関数のグラフを書けば示せます。懐かしいですね。
今回のテーマに当てはめて言うと、属性ダメージアップと系統ダメージアップの補正率の合計が等しい場合は、できるだけ両者が均等になるように配分したほうがいい、ということを意味します。先ほどの具体例で言えば、補正率の合計はいずれも32%で同じですが、27%と5%に配分するよりも20%と12%に配分したほうがいいということです。
心珠では系統ダメージアップをセットしたほうが有利になりやすい
強敵とのバトルに備えてパーティ編成をする際は、この原則を踏まえてどちらか一方に偏り過ぎないように補正率を配分することが大事です。装備品やこころに関しては、補正率以外のパラメータの部分も大事なのであまり自由に選べませんが、その点心珠は融通が利きやすいです。心珠をセットする前の時点での補正率が小さいほうを心珠で補強するようにするのがお勧めです。
属性ダメージ補正は装備品やこころで盛りやすいため、大抵の場合はそちらのほうが大きい数値になっていることが多いと思います。ですので、多くの場合は心珠では系統ダメージアップをセットしたほうが有利である、というのが今回の結論となります。
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