DQライバルズエース、前回に続いて試練の間のゾーマ攻略記事になります。
前回の記事ではゾーマの基本情報について解説していきました。今回は、ゾーマを無課金デッキで攻略する方法を紹介します。単に倒すだけでなく6万ポイントを狙えるデッキになっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
さあ行こう!ループ
デッキの紹介をする前に、今回の攻略の根幹をなす「さあ行こう!ループ」について説明しておきたいと思います。一応誤解のないようお断りすると、この技は私が考案したものではありませんが、巷でもかなり認知度の高い技になってきているということで、今回使用させていただきました。
一言で言うと、サマルトリアの王子のヒーロースキルで入手できる「さあ行こう!」を無限に使い続けるというループです。
デッキの残り枚数を0枚にした後に、パラサキスとメーダとキャプテン・クロウを出して、「さあ行こう!」を使います。「さあ行こう!」はメーダの効果で1コストになっています。すると、パラサキスの能力で「さあ行こう!」がデッキ内にコピーされ、すぐさまキャプテン・クロウの能力でその「さあ行こう!」をドローします。「さあ行こう!」ではMPが2回復するため、このループを無限に続けられることになります。
このループを実行しているだけでは敵を倒すことはできませんが、そこにみならいあくまを加えてやると、「さあ行こう!」を使う度に1点ダメージを敵に飛ばす効果が加わります。こうすると1点ダメージを無限に飛ばせるため、いずれは敵のHPを0にできるという仕組みです。
敵のHPを0にするまでには相当の時間を要するため、1ターンの制限時間内で操作することは不可能です。しかし、ソロモードにはオートプレイ機能があります。このループが成立する状況になったところでオートプレイボタンを押せば、あとはAIが内部的に高速でループ処理を回してくれるので、数秒程度で内部的に敵のHPを0にしてくれます。あとは演出が終わるのを待つだけですが、演出を最後まで見るのは大変ですので、内部処理が終わったところで「あきらめる」を押します。すると、試合が強制終了して勝利したことになります。
以上が「さあ行こう!ループ」の概略ですが、もう少し具体的に説明していきたいと思います。
手順1:さあ行こう!を入手する
サマルトリアの王子を使っていき、Lv2からLv3になるときに手に入る「さあ行こう!」を獲得します。Lv3になるにはサマルトリアの王子のヒーロースキルを3回使わなければならないので、遅くともリーサルターンの2ターン前にはサマルトリアの王子を起動する必要があります。
手順2:デッキの残り枚数を0枚にする
デッキをひたすら掘り進めて残り枚数を0枚にします。スライムかがみもちやふくぶくろといった高効率なドローソースを駆使してドローを進めます。リーサルターンの前のターンに残り0枚となっていることが望ましいです。
リーサルターンに必要なカードは、パラサキス、メーダ、キャプテン・クロウ、みならいあくま、さあ行こう!の5枚です。この5枚以外は、持っていると無限ループの邪魔になる場合があるので、基本的には事前に使うか捨てるかして処分しなければなりません。だんごスライムは2枚ドローしつつ2枚捨てることができるので、2つの意味で役立ちます。
手順3:パラサキス、メーダ、キャプテン・クロウを出す
ループ成立のために必要なパラサキス、メーダ、キャプテン・クロウの3体を場に出します。
ここで大事なのはその配置です。上の図のように、キャプテン・クロウは左下に配置してください。「さあ行こう!」を使ったときにパラサキス→キャプテン・クロウの順に効果が発動する必要があるのですが、この順序性は配置に依存します。左下が一番最後に効果が発動するので、キャプテン・クロウを左下に配置しておけば、パラサキスはどこに置いても大丈夫です。なお、右上が一番最初に効果が発動しますので、逆に言うとパラサキスを右上に配置しておけばキャプテン・クロウはどこに置いても大丈夫となります。
また、メーダは前列に配置したときのみ特技のコスト+1の効果が発動します。ですので、メーダは必ず前列に配置してください。
手順4:さあ行こう!を使う
メーダの効果によって「さあ行こう!」のコストが1になっています。ここで「さあ行こう!」を使うと、1コスト以上の特技をデッキにコピーするというパラサキスの効果によって「さあ行こう!」がデッキに加わります。
この手順は、手順3終了の時点で残りMPが2以上あれば不要なのですが、手順を定型化するために一度実行しておくといいでしょう。ループが成立していることを確認できる意味もあります。
手順5:みならいあくまを出してさあ行こう!を使う
みならいあくまを出して、「さあ行こう!」を使います。MPが2以上必要になりますので、MPが1しかない場合は、まず手順4を実行してMPを回復しておく必要があったという訳です。
みならいあくまが出ていることで、「さあ行こう!」を使う度に1点ダメージを飛ばせるようになります。あとは「さあ行こう!」を使い続けるだけで勝てるという状況になります。
手順6:オートプレイを押す
ここまでのお膳立てができたところでオートプレイを押します。すると、AIが内部的に高速で「さあ行こう!」を使い続け、敵のHPを0にしてくれます。敵の盤面にどれだけユニットが並んでいても関係ありません。ユニットごと根絶やしにしてくれます。
注意点がひとつあります。オートプレイを押した時点で、「さあ行こう!」を使う以外にAIが取りうる行動を完全に排除しておかなければなりません。例えばテンションアップを使っていない場合は、オートプレイを押す前にテンションアップしておくのが正解です。こうしないと、AIが「さあ行こう!」を使う前にテンションアップしてしまい、残りMPが0になってループが途切れる可能性があります。
同じ理由で、手札のカードをAIが勝手に使ってしまう可能性があるので、この時点で手札は「さあ行こう!」のみにしておくのが理想です。手順2で不要なカードを処分すると記述したのはこのためです。ただし、オートプレイでAIが使用しないカードであれば所持していても問題ありません。オートプレイで使用しないカードのリストはアップデートによって更新されていくので流動的ですが、本記事執筆時点(2021.2.14)では、まほうの小ビンやだんごスライムは使用しないようです。また、英雄カードも使いません。そのため、これらのカードは手札に残っていても大丈夫ということになります。
手順7:あきらめるを押す
最後に、あきらめるを押すと試合が強制終了して勝利したことになります。
ここでも注意点があります。あきらめるを押した時点で敵のHPが内部的に0になっていなければ勝利にならないので、オートプレイを押してから数秒待ち、処理を完了させなければなりません。
なお、処理が完了したかどうかは、あきらめる以外の操作ができるかどうかを試すことで確認できます。敵のHPが0になって勝利が確定すると、以降は入力を受け付けなくなるためです。ですので、例えばオートプレイボタンを押してみて、オートプレイ状態の解除ができない状態になっていれば、処理が完了したと判断することができます。
以上、大変長くなりましたが、「さあ行こう!ループ」のやり方について説明しました。
デッキ構成
それでは、実際に「さあ行こう!」ループを用いてゾーマで6万ポイントを出すデッキを紹介します。
カード名称 | 枚数 | 重要度 |
---|---|---|
スライムかがみもち | 2 | ◎ |
絶望の大魔王ゾーマ | 2 | ◎ |
メラ | 2 | ◎ |
凍てつく大地 | 1 | ○ |
ヒャド | 2 | ◎ |
せみもぐら | 2 | ◎ |
みならいあくま | 1 | ◎ |
まほうの小ビン | 2 | ◎ |
パラサキス | 1 | ◎ |
チェリースライム | 2 | ○ |
だんごスライム | 2 | ◎ |
メーダ | 1 | ◎ |
天空の花嫁フローラ | 1 | ○ |
ぱふぱふ | 2 | ◎ |
ふくぶくろ | 2 | ◎ |
イザヤール | 2 | ◎ |
キャプテン・クロウ | 1 | ◎ |
サマルトリアの王子 | 2 | ◎ |
上述したループを成立させるために必要なカードと、ドローソースを大量に採用しています。また、デッキに入れているだけで行動評価のボーナスがつくカードとして、イザヤールと絶望の大魔王ゾーマを2枚ずつ採用しています。絶望の大魔王ゾーマは最高スコア40000ポイントと50000ポイント達成時に1枚ずつ入手できるほか、交換所でも入手できますので、事前に2枚用意しておきましょう。
立ち回りについては「さあ行こう!ループ」の詳細の中でほぼ説明しましたので、あとは今回のゾーマ戦における注意点だけ、補足説明します。
まほうの小ビンは早めに使う
まほうの小ビンを使ってゾーマの手札にまほうの小ビンを送り込むと、かなり高い確率でそれを使い、小ビンを返してくれます。こうすると自分のドローが加速するだけでなく、ゾーマの動きを制限することにもつながりますので、有利な展開になりやすいです。
絶望の大魔王ゾーマはだんごスライムで捨てる
絶望の大魔王ゾーマは強化なしの状態では9コストと、重すぎて使っている余裕はありません。とは言え残しているとループの邪魔になるため、事前に処分しなければなりません。だんごスライムの捨てる効果を活用して確実に捨てておきましょう。
怨恨のバラモスゾンビに注意
リーサルターンにおいて、敵の盤面に怨恨のバラモスゾンビがいる状態でループを開始するのはNGです。怨恨のバラモスゾンビは死亡時効果で敵ユニット1体を死亡させるという能力を持っているため、ループ中にいずれ死亡時効果が発動してこちらのコンボユニットが死亡し、そこで無限ループがストップしてしまいます。紅蓮の火球などを使ってループ開始前に処理しておきましょう。
6万ポイント出すための条件
6万ポイントを出すために達成すべき行動評価の内訳は以下の通りです。
評価項目 | 倍率 |
---|---|
バトルに勝利 | 1.00 |
魔法使いを使用する | 1.00 |
イザヤールを2枚以上デッキに入れる | 0.80 |
絶望の大魔王ゾーマを2枚以上デッキに入れる | 0.50 |
特技を8枚以上デッキに入れる | 0.45 |
武器を使用せずに勝利 | 0.70 |
リーダーのHPを50以上残して勝利 | 0.90 |
7ターン以内に勝利 | 4.00 |
ユニットで敵ユニットを8体以上倒す | 0.90 |
特技で敵ユニットを2体以上倒す | 0.15 |
合計 | 10.40 |
ポイントは、敵ユニットを倒した数です。ユニットで倒した数を8体以上、特技で倒した数を2体以上にする必要があります。ユニットで倒す数には、最後のターンにみならいあくまが倒してくれる数も含まれますので、8体以上はさほど難しくありません。一方、特技で倒した数については、意識的に狙っていかなければなりません。デッキに入っているメラやヒャドでうまくとどめを刺してください。また、紅蓮の火球も特技扱いですので、それで倒してもOKです。
攻略動画
今回も攻略動画を作成しましたので、併せてご覧いただければと思います。
まとめ
今回は、試練の間のゾーマで6万ポイントを出すための方法を解説しました。課金前提の勇者専用カードは不使用でレジェンドレアも比較的少なめなので、どなたでも試しやすいかなと思います。これを使ってぜひ6万ポイントの報酬をゲットしてください。
「さあ行こう!ループ」という技を使わせていただきました。美しく完成されたコンボで、こういう技を使って遊べるのもソロモードの醍醐味です。ゾーマ以外でも活用できますので、興味のある方はいろいろ応用してみてください。
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わかりやすくてとても参考になりました。
しかし今回は一筋縄ではいかないですね。
ループの時に後列ロックされたり、バラモスゾンビを盤面に出されてループ途中でユニット倒されて不成立にさせられたり…開発陣はこんな事を考えてないで色んな攻略法が楽しめるようなバランスを考えて欲しいです。
ありがとうございます。
高レベルのボスになると敵のパラメータが高すぎて、特定の攻略法以外が通用しなくなりがちです。
いつも決まった方法で倒すしかないというのは退屈ですし、ボスの特徴に合わせていろいろな攻略法が考えられるように設計して欲しいですね。
無課金は辛いですね。
レベル20になったとたん2時間、20回に1回も決まらない程度の確率の苦行。
あきらめました。
ソロモードを重視していないようでしたらあきらめるのも一つの手ですね。
苦行になるのは間違いありません。