日常生活

【今年の振り返り】Adsense審査合格までの道のり

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2020年ももうすぐ終わります。新しい生活様式の中で在宅勤務が中心となり、時間的な余裕が生まれたことから、このブログの整備が進んだ1年になりました。

主な出来事は以下の通り。

  • はてなブログからWordPressへの移転
  • DQライバルズエースの攻略記事でPV数が増加
  • Google Adsenseの審査に合格

中でも特に苦労したのはやはりGoogle Adsenseの審査です。これからゲーム系ブログでAdsense合格を目指す人の参考になればという気持ちで、私が合格までに実施したことを振り返ってみようと思います。

目次

とりあえず申請してみる

私のブログは、2015年にはてなブログの無料プランで立ち上げて、今年の2月に現在のサイトに移転しました。移転した時点ではてなブログで書いた記事数は300近くあり、それを全量移行させました。

せっかく独自ドメインを取得したので、収益化してドメインやサーバの維持費くらいは稼げないかと思ったのが最初のきっかけ。よくわからないままにとりあえずAdsenseの審査を申請してみました。が、結果は当然不合格。不合格の理由は「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」でした。要するに広告を掲載するに値しない低品質なサイトだとGoogleに断じられたということです。コンテンツが複製されているというのは少しわかりにくい表現ですが、コピペされているということではなく、インターネット上にありふれているようなコンテンツのことを意味しているようです。

単なる日常の日記のような内容だと、この理由で不合格になることが多いみたいです。確かに、私がはてなブログで書いてきたのはほとんどが大した中身のない日常の雑記でした。独自性があり、かつ読者に対して有益であるような記事を書くことが不可欠だと悟りました。

中身のある記事を書く

そこで、Googleにも納得してもらえるような中身のある記事の執筆に努めました。私がプレイしているDQライバルズの攻略記事を書き始めることにしました。「コンテンツが複製されている」という評価にならないよう、大手の攻略サイトとは違った着想で、かつ自分のプレイ体験に基づいた考察を記述することを意識しました

最初に書いたのが、下記リンクの闘技場攻略記事です。これは、インターネット上に闘技場の攻略記事があまり多くなかったことと、私自身が闘技場をそこそこやり込んでおり、経験に基づいて考察しやすかったことから、闘技場というテーマを選定しました。

8月にはDQライバルズの大型バージョンアップによりソロモードが追加され、その攻略記事も書いてみることにしました。PvPモードでは上を目指せばきりがありませんが、ソロモードならばゲームシステムとの戦いに勝てればよいので、私のようなランカーでも何でもない人間でも記事が書けると考えたわけです。

最初に書いたのが下記リンクの記事。ソロモードの序盤をこうやって攻略したよという私の体験談をベースにしたものでしたが、これが思いのほかGoogleからの評価が高かったようで、検索順位も高く、ここからPV数が増加しました。これを機に、ソロモードの攻略記事を本格的に執筆するようになりました。

内容の薄い記事を排除する

ある程度記事を充実させたところで、再度Adsenseへの申請を試みたのですが、結果は同様に「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」で不合格。

色々調べたところ、内容の薄い記事が邪魔をして、サイト全体としての評価が「価値の低い広告枠」と判定されてしまうということのようでした。ということで、過去に書いた内容の薄い記事はどんどん削除することにしました。はてなブログで運営していた頃は、その日あったことを3行くらい書いただけという記事もあったりしました。また、3行ではないにしても、ただ自分のゲームプレイ内容を記録しただけの記事も多かった。そういった記事をまとめて削除していった結果、350本ほどあった記事が40本くらいまで削減されることになりました。

また、記事の文字数にも注意するようにしました。一般的に1記事に最低1000文字以上は必要と言われていたので、一応そのラインを満たせるよう、文字数の少ない記事には加筆もしていきました。例えば以下リンクの記事。元々はDQライバルズの音楽を一覧化してまとめただけの記事でしたが、それだけだと文字数が不足する上、記事の独自性にも欠けると考え、音楽の使われ方に対する自分の見解を加筆しました。

さらに、似たような記事はできるだけ1本の記事にまとめました。これは、自サイト内で似たような記事が存在していると、それが原因で「コンテンツが複製されている」と判断される可能性があると考えたためです。例えば以下リンクの記事。元々はDQ11RTAの小ネタを3個の記事に分けて書いたものでしたが、記事タイトルが重複していたことに加え、1記事あたりの文字数も少なかったため、1本にまとめることにしました。

削除した記事のインデックスを抹消する

以上のようにしてサイト全体としてのクオリティアップを図りましたが、それでも相変わらず審査は不合格でした。

あとはテクニカルな部分の問題であろうと睨んで調べていき、削除した記事のインデックスが残存しているのが悪さをしているという見解に至りました。削除した記事のURLにアクセスすると404エラーのページが表示されるのですが、Googleがそのページを404と認識するまでには時間がかかります。一度404と認識されればそのページのインデックスは削除されるはずですが、それまでの間は、以前にGoogleのクローラがそのページを訪問したときの内容でGoogleにインデックスされた状態が続きます。その古い記事内容が価値の低い広告枠と判定されてしまっているのではないか、という仮説です。

インデックスを削除するためにはGoogle Search Consoleを使います。インデックス>削除と進み、削除したいURLを入力してリクエストを出すことができます。ただし、削除はあくまで一時的なもので、恒久的に削除されるためには、やはりGoogleのクローラがやってくるのを待つしかないようです。一時的とは言っても数か月は継続するので、Adsenseの審査期間中の一時しのぎとしては問題なさそうです。

この方法で、300本もある削除記事のURLを、次々とインデックス削除していきました。こんなことなら、はてなブログから記事全量を移行するのをやめておけばよかった、と大変後悔しました。さらに悪いことに、本サイト移行後に記事のパーマリンクを変更するということをしていたので、変更前のURLと変更後のURL両方のインデックス削除を申請する必要があり、手間は倍増しました。

やや話がそれますが、本当に自分の独自ドメインは慎重に取り扱ったほうがいいです。私のように安易に低品質なページを増やすと、ドメインとしての価値を落とすことになります。身をもって痛感しました。

そしてついに合格…!

こうした試行錯誤、紆余曲折を経て、今年の9月になんとか審査に合格することができました。合格すると、上の画像が埋め込まれたメールがGoogleから届きます。

Googleは審査の基準を公開していませんし、具体的な不合格の理由も教えてくれないので、何が決め手となって合格できたのかはわかりません。が、直接的にAdsenseの審査通過には寄与していなかったとしても、すべてのプロセスがブログの品質向上につながったので、決して無駄ではなかったと思っています。

今回は、Adsenseの審査に合格するまでのプロセスについて、大まかに振り返りをしてみました。これからAdsense合格を目指すという方の何かの参考になれば幸いです。

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DQライバルズを中心に攻略していました。